
バスケW杯TVプチ観戦記①〜バスケ『発見』される⁉️〜
1、バスケ部を引退したら⁉️
🏀バスケットボール🏀
日本津々浦々、このスポーツを知らない人はほとんどいません。
中高にバスケ部はあって当たり前、最近では『ミニバス』なるキッズのバスケ活動も盛んです🏀
しかし、、
バスケ部のスターだった彼ら彼女らは、その後何をしていたのでしょうか⁉️
大学バスケの名門⁉️強豪社会人チーム⁉️
多くの人が『高校バスケ、その後』を何も知らないままBリーグの開幕を知りました。
それは2016年のこと。
バスケの、プロリーグ⁉️
🏀バスケットボール🏀
小柄、と言われがちな日本人には、『最も世界に遠い』と思われがちなスポーツでした。
バレーボール🏐も高さとパワーを問われますが、ネットに隔てられている分戦える余地があるのか、、
1964年東京五輪で女子は金メダル、以来オリンピックの度にメダルを期待される注目種目です⭐️⭐️
しかし、
肉体同士が激しく接触するバスケは、プロリーグなんて、まして世界なんて、、😭
これが、大方の日本人が持っていたバスケへの、ある種偏見に近い先入観だったように思います。
時は流れ、、
東京五輪2020では、女子がなんと銀メダル🥈⭐️⭐️
男子では八村選手、渡邊選手がNBAプレーヤーに⭐️⭐️
知らないうちに日本バスケは進化していたのです😳😳
とはいえ、日本バスケの全容=Bリーグの実力は、世間から依然『隠れて』いました。そこにやってきた、
🏀バスケットボールW杯2023🏀
バスケにW杯があるの⁉️世界選手権じゃなくて⁉️
直前まで、『大会の存在』自体謎に包まれていました。共催とはいえ【自国開催】だというのに🥲しかも、
対戦相手は、ドイツ、フィンランド、オーストラリア、、💥💥💥
えっ、ヨーロッパの人もバスケやるの🏀⁉️
バスケ=アメリカ発祥🇺🇸=野球同様アメリカ&中南米のスポーツと思いがちでしたが、実はヨーロッパでも盛んだったんですね😅
『そういえば、東京五輪で『ドンチッチ』って選手いたなあ、、😳』
と思いだした方もいるでしょう。
懐かしのお人形にも似た響き、、
そう、バスケはたまごっち風『〇〇ッチ』という苗字が多い国が強いのです🔥
セルビア🇷🇸スロベニア🇸🇮ラトビア🇱🇻、、ドンチッチ選手はスロベニア🇸🇮代表です⭐️⭐️⭐️
ちなみに、
『〜ッチ』は接尾辞、
【〜に属する、〜出身の】という意味だそうです。日本語で言えば『伊藤』『佐藤』の『藤=藤原氏』と似た意味でしょうか。
さて、話を戻しますが💦
ドイツはバスケでも強豪でした😳開幕前は世界ランキング11位💥。ちなみにサッカーは最新ランキングで15位😳どうした⁉️ドイツ😱
南半球オーストラリアは、なんと世界ランキング3位⭐️⭐️強いのはラグビーだけじゃない❗️
フィンランド🇫🇮だって24位💥マルカネン選手はNBAのスター選手です⭐️ちなみに、国内No. 1の人気スポーツは『アイスホッケー』、もはや国技レベルとか、、🇫🇮
こうしてみると、バスケ=室内=ヨーロッパでは特に北方=寒い&雪が降る国で盛んなのでしょうか⁉️
いや、フランスやスペイン、イタリアも強いそうで、、
幾つになっても『知らない』ことって多いものだ、と今回つくづく思いました😳😳
それにしても、
『開催国』が、
なんでこんな『死の組』に入ってしまったのか😭
いや、もしかして縁起いいかも🙏
男子サッカーW杯だって『死の組』でした。しかもドイツ🇩🇪に勝ってるし🔥
何よりバスケは自国開催です⭐️⭐️
前回自国開催の東京五輪は、無念の無観客試合😭、しかし今回は
🔥🔥応援が選手を後押しするはず🔥🔥
と、前向きに考えてみるものの、現実の厳しさがひしひしと伝わるばかり、、
大会前の期待値は、男子サッカーレベルに低調でした🥲ただサッカーの場合、選手はどう見ても日本史上最強🔥専ら不安の種は監督さんでした(森保さん、疑った事をお詫びします🙇♀️)
バスケは、というと、、
代表12人中NBA選手は渡邊さんだけ、富永さんに至っては、おそらくバスケの天才とはいえ、まだ大学生です。
そもそも代表は誰なのか⁉️
当時日本国内で、顔と名前が一致していたのはかろうじて渡邊さんとキャプテン冨樫さんくらいでしょうか。
この不安要素てんこ盛りのバスケW杯2023、まさか、
スラムダンクもビックリの劇的展開が待っているとは、、❗️❗️
2、The Entertainer〜ホーバスHC
ドイツ戦の空席問題🥲
国際試合では『ありがち案件』でしたが、試合後インタビューでストレートに口にしたホーバスさんは勇気ある人でした❗️
確かに『ベンチ裏の空席』なんてあってはならない事です🥲
すかさずSNSでこの問題を提起した渡邊さんの発信力にも驚きました‼️
これに即座に反応したFIBA と日本協会のスピード感も見事でしたが、、
『発信と行動で、常に観客に、視聴者に、見てない人にも訴える』
今回のW杯は、スポーツエンターテイメントがどう運営されるべきか、一つの指針を示してくれたように感じます。
さて、ホーバスHCは『役者』でした。試合でのタイムアウト中、試合後インタビュー時、流暢な日本語で、しかも的確かつユーモアのある語り口は、勝敗に関わらずファンの心を掴みました。
タイムアウトで河村さんに激昂😡した事がありましたが、中々キツい事言う方ですね😅
そういえば、
横にいる通訳さんは大変そうでした💦
普通なら、外国人監督の時は、
監督の母国語→日本語、
のはずですが、ホーバスさんは基本日本語で話しつつ、時折英語も織り交ぜるのです😳
しかも渡辺さん、馬場さんはじめ大方の選手が英語を理解でき英語で答えられますし、通訳さん自体
『何を何へ訳したらいいのか』
その都度悩まれたのではないでしょうか。
3.ドラマの中の人〜渡邊さん
もう、彼1人で映画一本分でしたよね🥲🥲
大会前、
『パリ五輪出場枠を獲れなかったら代表を引退する』と宣言😱😱
現役NBAプレーヤーにしてまだ28歳、
困ります❗️そんな事言われても😭😭
ファンは焦りました。五輪出場条件である『アジア一位』って、考えれば考えるほど難しいのですから😭😭😭
『INSIDE AKATSUKI 』
試合前後の選手スタッフ達の表情を日々公開したYouTubeは、渡邊さんから滲み出る苦悩、悲壮感にも見えた決意が、溢れ出る歓喜とパリという未来への希望に変わっていく姿を、実に生き生きと捉えていました。
【フィンランド戦終了後の溢れる涙】
【ベネズエラ戦大逆転勝利後、笑顔で比江島さんの背中に抱きつく愛らしい姿】
【比江島さんをマコと呼び、冨樫さんと2人で比江島さんを褒めながらイジるコミカルな一幕】
そして、
【カボベルデに勝利しパリ五輪出場を決めた瞬間、大きな体を折り曲げ身を震わせ、、】
【大きな日の丸を振り回しながら『パリ行くぞーー❗️』と満面の笑みで観客席に叫び、、】
そしてラストは、
【日の丸を背に纏いながら、ゆっくりとコートを去っていく後ろ姿、、】
これ、漫画でなくて全て現実なのです❗️❗️❗️
なんだか、こちらまで夢を見ているようで🥲、この2週間、幸せなひと時でした⭐️⭐️
⭐️シャープかつエネルギッシュで、しかもハートフル⭐️
どこかオータニサン似の渡邊さんは、NBA仕込みのアスリートであり、ある意味一流のエンターテイナーでもありました⭐️⭐️
4.バスケ発見の年
ポルトガルの首都リスボンに、人気の観光スポットがあります。
⭐️発見のモニュメント⭐️

大航海時代、新大陸に飛び出して行ったポルトガルの人々は、1543年、極東の島国を『発見』しました。
しかし、発見される遥か昔から、この島国=日本の人々は、それぞれが日常を生き独自の文化を築き上げていました。
今回のW杯で、日本に住む人々は『日本のバスケ』、その存在をまさに『発見』した、のではないでしょうか。
Bリーグ設立、さらにそれ以前から、バスケ関係者全ての方々の不断の努力により築かれ、今も進化を続ける日本のバスケ🏀、そして、
何気なく通っていた🏀週末のBリーグ観戦🏀
それはこの1試合に懸ける選手スタッフの皆さんが創り上げた努力の賜物、
この宝物もまた、発見されました。
チケット取れるのか⁉️
悩ましい、しかし嬉しい、誇らしい悩みでもあります。