![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50336028/rectangle_large_type_2_c503c6f599f925d7b71559302a3989ff.jpeg?width=1200)
【ラグビートップリーグ2021】リーグ戦を《全節観戦》して感じたこと②〜1人=ソロ観戦のススメ〜
1、冷たい視線は浴びるけど
年明け2月20日の開幕節から4月10日の最終節まで、全7節=計7試合を観戦した。トップリーグは今季第3節を除き土日開催だったので、最大13試合観戦することができた。
とはいえ、主婦が土日ともラグビー観戦、というのはあまり現実的ではない。毎週末、昼間家を空けるだけでも若干肩身が狭かった。男とはそこが違う。
《毎週末ラグビーを生観戦する》そんな生活を決行して感じた事を記すシリーズの第二回目。
テーマは、『やっぱりソロ(1人)観戦はいいよね』
2.行きたい時に行ける気楽さよ
府中ダービーの日
大雨が予想されていた。一緒に行く事になっていた夫は
『今忙しくて風邪ひけないから行かない。君もだ‼️』
と私の意向も聞かず厳命してきた。人によってはこの逆もあるだろう。
『どうしても行きたい。行くぞ‼️』
『連れ』と意見が分かれた場合、これが家族なら自分の意見もまだ言いやすい。しかし友人だとこうはいかない。お互い気を使い合ってかえって気まずくなることも。
たとえラグビー日和でも、体調が悪いことだってある。
『ごめん🙏私無理、一人で行って🙇♀️』
と前日もしくは当日でも気楽に言い合える関係か、家族以外を観戦に誘う時は特に気をつけたい。これが夫の場合、実はこれが一番厄介。勇気を持って自分の意思を伝えよう。『定年後、濡れ落ち葉のように妻にへばりつく男にならないように』今から教育が必要だ、おそらく。
だから1人は気楽でいい。
行くも行かぬも、自分次第。健康面からも精神衛生面からも1人をお勧めしたい。
3.『私』にとって大切な時間なの😭‼️
生観戦のタイムスケジュールを簡単に記してみる。
秩父宮ラグビー場・14時キックオフの場合。
開場は12時30分→13:15頃から選手の試合前練習開始→13時50分頃には練習終了、チーム、選手の紹介が電光掲示板で始まる。→14時キックオフ→ハーフタイム→後半→ノーサイド、選手達がバックスタンドで、そしてメインスタンドで一列に並んで挨拶→メインスタンド前で選手達はクールダウン
さて、この流れの中で一番大切な時間はどこだろう。もちろん試合時間中が一番ではあるが、
【それ以外の時間の優先順位】
そこが問題なのだ。
①試合開始前、あるいはハーフタイムにスタジアムグルメを堪能したい人。
②開場と同時に来てグッズを吟味したい人。
③無料配布のグッズ(スピアーズのベースボールシャツやイーグルスのタオルマフラーなど)は必ず並んでもGETしたい人。
④試合前の練習写真をがっちり撮りたい人。
⑤試合後の余韻を楽しみたくて長くスタジアムにとどまりたい人。
観客のこだわりは人それぞれだ。
《連れ》とこだわりのツボが違うと、余計なイライラに襲われる。
特に『グッズ買いたい派』の場合、連れと金銭感覚が違うと、買いたいものを買えない、という事態になりかねない。
私の場合は《試合前写真を撮りたい派》。ちなみに夫は《美味しいお昼をデパ地下などで調達したい派》なので、事前にスケジュール調整しないと大変なことになる。
今回私は、ヤマハ発動機ジュビロの試合を2度観戦した。この場合、私の最大の目的は『憧れのタッキー、こと堀川隆延監督を見たい』だった事もあり、【唯一の機会である試合前練習の時間に間に合うか否か】が死活問題だった。
《自分のこだわり》を満喫するなら、やはり1人がいい。
4.ラグビーへの想いは、みんな違ってみんないい
Johnnysのライブのようにうちわを振ることを非常識とは思わない。それも一つの応援の形。ただ、それを強制されるのは困る。私はゆったり黙って楽しみたい。小さなデジカメで試合写真を撮るのも楽しみ。それを邪魔されたくはない。
思い入れの強いチームがあるのも当然の事。でもその想いを強制されたくはない。ライトに複数のチームを応援する事は、ラグビーでは当たり前だからだ。
特定の選手が好き、その気持ちはわかるけど、『キャー😍😍〇〇くーん😍‼️』とか隣で叫ばれるのはさすがに恥ずかしい。頼むから、静かに過ごさせてくれ。
ラグビーへの想いは人それぞれ、どれも正解。でも会場では、自分のラグビーに向き合いたい。
5.『大人』であることの意識
最近は、SNS上で知り合い会場で待ち合わせ、というのも当たり前になった。正直なところ、日常生活でラグビーファンに遭遇する事はまずない、と言っていい。
しかし、ここで肝に銘じたい。
ラグビーを媒介に知り合った人は、学生時代のサークル仲間とは違う。
いい意味で、緩く浅い交友関係だ。プライベートに深入りしたり批判したりするのはご法度。
一緒に観戦してるけど、気持ちは1人
そんな意識で、隣に座る人が心に抱く【愛するラグビーの世界】を大切にしたい。
ここまで【1人=ソロ観戦】のススメを記してきたが、ここでいう【1人】とは【ぼっち】という意味でも【孤独】という意味でもない。
日本に生きる女性が日常で手にする事が難しい
【自分の時間を生きる】【自分の世界を作る】
そんな意味だと思ってほしい。