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お子様舌であることを痛感した。

お子様舌である自覚はあった。
お寿司はサビ抜きだし、マスタードもからしも使わない。
キムチなども食べられないしね!

前々から気になっているカレーパンがあった。
お店の前を通るたび、心惹かれるカレーパン。

ただ、小腹がすいた際に食べるにはボリューミーで、食べ歩きするには向かない大きさ。買って帰るにしても、だいたいいつもその後にスーパーに寄って買い物しなくてはいけなかったり、図書館に寄って本の返却をしなくてはいけなかったりと、なかなかタイミングが合わないでいた。

けれど、ついこの間とうとう買うタイミングが巡ってきた。
勿論買うしかないでしょ!と、念願のカレーパンを手に入れて、嬉々として帰宅した。

コーヒーを淹れて、少し冷めてしまったカレーパンを温め直し、いざ一口!

か・・・辛い・・・。

無理だ。食べられない。一口で舌が麻痺して、もはや味もわからない。
うぅ・・・私のお子様舌め〜っ!!!

自分で作るカレーが、辛くないから忘れていた。
カレーには、辛いものもあることを。
パンの揚げ具合とか、最高だったのに、食べれないのが無念でならない。
食べられないとなると、余計食べたくなるのが悲しい人間のサガ。

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