![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168871404/rectangle_large_type_2_797a8a1a1afe0ab18fc37769bc6f9f37.png?width=1200)
家族と一緒に過ごす静かな時間?それとも、パーティーで賑やかにカウントダウン?日本とブルガリアのお正月事情
とにかく忙しい年末もすぎ、お正月休みも終わってしまいました…
大掃除、忘年会、年内に終わらせないといけない用事に追われる日々の後に、やっと一息ついたと思ったら、また普段の生活に戻るタイミングがやってきました。この時期になると、1年の振り返りとともに、子供の頃はいつも楽しみにしていたクリスマスイブやニューイヤーの懐かしい思い出もいっぱいわいてきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1735260133-h2QUJBcH5G9NqPO3ipKRgwDS.png)
これで日本で8回目のお正月を迎えた私は、文化の違いで驚くこともだいぶ少なくなっているのですが、年末年始の過ごし方って日本とブルガリアでこんなに違ってたんだ!と思うことは未だにあります。今更!と思われても不思議ではないのですが、もう少しでもホリデー気分でいられるように日本とブルガリアのお正月の過ごし方について書いてみました。
1. どこで過ごす?
日本
日本では多くの人が「家」でお正月を迎えますよね。
おせち料理やお雑煮等を楽しみながら、家族と一緒にゆっくり過ごす文化はブルガリアのクリスマスにも似ていて、とてもすてきだと思います。
ブルガリア
一方、ブルガリアでは、家だけでなく、街の広場やパーティー会場、ホテルのレストランなどでも、あるいは旅行先で新年を迎える人も多いです。
特に広場では、みんなで踊ったり歌ったりする伝統も昔から根付いており、一人でお正月を迎える人にとっても、楽しく過ごせる良い機会になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735265458-AOa3otqJnFyX8ibUIVTSuRY4.jpg?width=1200)
2. 誰と過ごす?
日本
もちろん違う過ごし方をしている方もいらっしゃるのですが、
日本のお正月のとても良いところは、家族で過ごすところだと個人的に思います。離れていても休みの間は実家に帰省する人も多く、これだけでも家族を大切にしている証になっています。
ブルガリア
なるべく家族に会うクリスマスと違って、お正月は逆に友達や恋人と一緒に過ごすことも決して珍しくない。親しい人たちで(たまには初対面でも!)集まって、賑やかに楽しむのがブルガリア流です。
![](https://assets.st-note.com/img/1736062064-v5ngOE9LHJjrcSQ23eizuAWh.jpg?width=1200)
3. 何をする?
過ごし方の内容も当然大きく違います。
日本
食べるものも、日本はお正月といえばやはりおせち料理だと思いますが、実際に全部作る人が多少減っているとしても、デパートやスーパーで買ってでも、お正月の食卓におせちはおきたい!と思う方が多いというのは個人的な印象です。
料理以外は、両国でもお正月にテレビを見る文化があるのですが、私は本当に驚いたのは、日本の番組(紅白合戦ではない番組)では零時になってもそれを言わないというところです!
また、そもそも12時を待たないという方も少なくないと初めて知った時は信じられませんでした笑
でも逆に朝早く起きて、初日の出を見るという習慣に、朝型でない私もあこがれています。
ブルガリア
ブルガリアではニューイヤーイブといえば、食卓に欠かせないのは、オリビエサラダ(通称ロシアンサラダ)や、おみくじのような紙が入ったバニツァ(チーズパイ)です。
年越しの時刻を大事にしているブルガリアでは、零時までは頑張って寝ないようにしている人が多いです。
12時になったら、カウントダウンの主役と言えるスパークリングワインを出して、『ポンっ』って開けます。そして、日本では夏の催事である花火ですが、ブルガリアではお正月が出番です。
家にいながら花火を眺める人も多いですが、街中の広場に出て、みんなで輪になって踊るホロもお正月の大きな楽しみとなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1736127254-2ToG8UECVpiKBcPtShzLxXrJ.jpg?width=1200)
実は共通点もたくさん!
日本とブルガリア、一見すると違いばかりに見えるお正月ですが、実は共通している部分もあります。
家族や大切な人と過ごす
両国とも、新年を迎える時間は家族や親しい人と一緒に過ごすことが多いですね。大切な人と過ごすことで、新年のスタートをより特別なものにしています。特別な食事を楽しむ
日本のおせち料理やブルガリアのバニツァは、どちらも新年を祝うための特別なもの。どちらの国でも「新しい年の幸運」を願う気持ちが込められています。新年を迎える準備を大切に
日本では大掃除や年越しそば、ブルガリアでは特別な料理の準備やパーティーの計画など、どちらも「新しい年を迎える準備」を大切にしています。
こうした共通点に気づくと、文化が違っても人々の新年を大切に思う気持ちも、新しい始まるへの希望も、同じなんだなと感じられますね。
皆さんは新年の抱負を決めていますでしょうか?
マリアの「新年のスタートに向けたセルフケア」
新年の目標も、計画も立てるのにいつも苦労をしている私ですが、今年はとにかく「他人をも、自分をも大切に」できる1年にしたいと願っています!
その最初の一歩として、美容の小さな目標を考えることにしました。
冬の乾燥にいつも苦しんでいる私は、「毎日保湿を欠かさない」、「週に1回スペシャルケアをする」など、ズボラでもあきらめずに続けられることから始めてみようと思って、忙しい年末の後はさっそく銭湯に行って、「日本酒風呂」にじっくり浸かってきました。この季節では、いつもよりもお風呂上がりの乾燥は要注意なので、髪の毛を乾かしている間はローズウオーターパックを顔にのせておき、最後にローズオイルの入ったオイル美容液で部分的な保湿をしておきました。このルーティーンを続けられるように頑張ろう!
![](https://assets.st-note.com/img/1736129865-jGhBu2d3x7PCicamOvrtLMsR.jpg?width=1200)
皆さんのおすすめのセルフケアも教えていただけると嬉しいです!