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しんどい妊娠事情

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#海外

本当にすごいインド医療、でも名医に殺される

本当にすごいインド医療、でも名医に殺される

退院後、すぐ甲状腺の治療を始めました。
妊娠中は影響のない検査しかできなかったので、本格的に甲状腺専門病院への通院です。

Ami先生の紹介で、テキパキ&ハキハキしたサイババのような女医Shahade先生で、やっぱりいつも見たことないテーラーメイドのドレスを着ていました。常に混雑していて、予約してても2〜5時間待ちだったので近所で人気の院長なんだろうと思いました。

ここで、バゼドウ病だと

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中絶入院。男尊女卑の極み日本では死ぬ人もいます

日本では「この場合は中絶と言わず、流産と言います」と日本の産婦人科に言われましたが、(精神論が軸になってる言語ですね)
言葉が違うだけで、結果は同じなので中絶と書きます。英語では流産も中絶もAbortionです。

18週目
中絶手術は、日本では妊婦が死んだと報道もされるノーリスクとはとても言えないものです。死ななくても子宮が破裂、穴があく、たくさんの危険があります。
赤ちゃんを産むにも、産め

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インドの高度な産婦人科事情

インドの産婦人科事情は素晴らしくシステム化されていて、ハイリスク出産の私は希望関係なく事前検診が必然的に組み込まれていました。
医療なので、日本みたいに高額にしてお金持ちだけ検査するというような特別感はないです。すごくお金がない人だけ受けないんだと思います。※貧富の差は大きいですが、避妊処置は全国民無料です。

12週目(3ヶ月)
①クアトロテスト 2500円
②NTスキャン 4000円

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「妊娠は病気じゃありません」 そうです。ただ死ぬ思いをしながら治すことすらできない症状です

妊娠は多くの人が仕事、家事、人間関係、等と同時進行でこなしてきた症状で、妊婦を見たことがない人はいないという世界で最も普遍的で身近な病院患者です。

その為、多くの人は、「お、もう産まれたんだね!」「10ヶ月大変だっただろうけど、よかったね!」くらいの感覚で過ごせるのが妊娠だと認識していることでしょう。

所詮耳にするのは、「つわりの軽い、重いは個人差があって、大変な人は大変なのよ〜」程度の世

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