「妊娠は病気じゃありません」 そうです。ただ死ぬ思いをしながら治すことすらできない症状です
妊娠は多くの人が仕事、家事、人間関係、等と同時進行でこなしてきた症状で、妊婦を見たことがない人はいないという世界で最も普遍的で身近な病院患者です。
その為、多くの人は、「お、もう産まれたんだね!」「10ヶ月大変だっただろうけど、よかったね!」くらいの感覚で過ごせるのが妊娠だと認識していることでしょう。
所詮耳にするのは、「つわりの軽い、重いは個人差があって、大変な人は大変なのよ〜」程度の世間話でか、よっぽど重大になった人の「特別大変な体験」だけであって、一般的に大変なことだとは思われていません。
勿論辛い体験をした人は多くいるはずですが、子供が産まれたら、その体験は喜びにかき消されますし、精神論の強い日本社会では「いや本当に大変だったんだけどね」なんて言っても先代や無理解の民衆になんて返されるかと考えると声を大にして「自分は辛かった!」とは言いづらい環境です。
そのせいか、私は自分が妊娠するまで、ここまでしんどいことだとは予想もしていませんでした。
「何故、だれも本気で教えてくれなかったんだ」と思っています。
この無知の私は死ぬ思いをしたので、私のように妊娠の実態を知らない舐めている世の中の人達に絶対伝えたいと思いました。
現在妊娠10ヶ月で、2020年5月に出産予定なので、これまでの妊娠事情を少しずつ思い出しながら書いていきたいです。
是非、マタハラ、パワハラ、モラハラ、セクハラしてくる身近なあほにも読んで頂けたら幸いです。