まめ餅

10年超海外生活者の観点 本当に怖い日本でワンオペ育児中

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  • 私の夫の育メン日記

  • しんどい妊娠事情

最近の記事

え、話聞いてる?〜医者の耳に私の病歴〜

妊娠初期〜5ヶ月にお世話になった院長のおじいちゃん先生との出来事 @近所の個人院 初診 7000円(保険証ききません) 待ち時間 1時間 診療時間 5分 カルテ作り、膣検診、尿検査 日本ではやらない海外での手術が珍しいとそれなりに興味を持ってくれたようで、持病、中絶手術、胎児の障害について聞き返しながらカルテにメモを取っていました。 「母子手帳もらってきてね」 「とにかく今は食べれるものを食べてね」とゆる〜い感じでした。 印象 日本独特の体重を煩く言

    • 厚生省直轄マタハラと流産恐怖

      帰国後 派遣で即日勤務開始し、 甲状腺治療を独断中止→普通に妊活→すぐ妊娠しました。 今回も体の変化があったので、5周目で気づきました。 症状は同じで、熱、だるけ、爆乳。 妊娠は確信していたし、つわりもなかったので病院へは行きませんでした。 妊娠検査薬もまた使いませんでした。 夫も前回の悲しみがあり、子供が産まれたら嬉しいと思っていたので今度は検査薬なくともすんなり信じました。 この時、派遣先は厚生労働省管轄の霞ヶ関にある独立行政法人でした。 特に不安もなく

      • 本当にすごいインド医療、でも名医に殺される

        退院後、すぐ甲状腺の治療を始めました。 妊娠中は影響のない検査しかできなかったので、本格的に甲状腺専門病院への通院です。 Ami先生の紹介で、テキパキ&ハキハキしたサイババのような女医Shahade先生で、やっぱりいつも見たことないテーラーメイドのドレスを着ていました。常に混雑していて、予約してても2〜5時間待ちだったので近所で人気の院長なんだろうと思いました。 ここで、バゼドウ病だと診断されて、4ヶ月通院しました。 ①毎週の血液検査 (1500円/週) ②

        • 中絶入院。男尊女卑の極み日本では死ぬ人もいます

          日本では「この場合は中絶と言わず、流産と言います」と日本の産婦人科に言われましたが、(精神論が軸になってる言語ですね) 言葉が違うだけで、結果は同じなので中絶と書きます。英語では流産も中絶もAbortionです。 18週目 中絶手術は、日本では妊婦が死んだと報道もされるノーリスクとはとても言えないものです。死ななくても子宮が破裂、穴があく、たくさんの危険があります。 赤ちゃんを産むにも、産めないにも死が身近にあるのが日本の妊娠だと改めて思いました。 (赤ちゃんがお腹の中

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          からだの異常、つわりじゃなかった

          初めての妊娠なので、何がつわりで何が病気なのか自分で判断できませんでした。 医者の優秀さで命が左右されます。 Ami先生の診察は毎週1時間あったので、気づいてもらえました。これはつわりだけではないぞと。 (後に日本で診察した時、私のおじいちゃん担当医は、「つわりはひとそれぞれだからね〜」ってなんの検査もしないので特定は不可能だったなと思いました。) 16週目 血液検査(1500円) 妊娠中に起こり易い病気の1つとして、甲状腺異常が発覚(妊婦の1%が発症) 血液

          からだの異常、つわりじゃなかった

          インドの高度な産婦人科事情

          インドの産婦人科事情は素晴らしくシステム化されていて、ハイリスク出産の私は希望関係なく事前検診が必然的に組み込まれていました。 医療なので、日本みたいに高額にしてお金持ちだけ検査するというような特別感はないです。すごくお金がない人だけ受けないんだと思います。※貧富の差は大きいですが、避妊処置は全国民無料です。 12週目(3ヶ月) ①クアトロテスト 2500円 ②NTスキャン 4000円 もちろん知識のない私はこれがなんの検査なのか知らないまま通常の検診と同様に言

          インドの高度な産婦人科事情

          「つわりで死にます」つわりって何?

          私の好物は白米です! 夫と結婚前のデートも毎回米の美味しいお店で釜炊き米を堪能していた程米好きです。 妊娠6週目、米が食べれなくなりました。 6週目、食欲がなくなり、食べれるものがなくなり、日本から取り寄せた白米なら食べれるよね!って夫が好物×好物の米&シチューを用意してくれました。 (この時は悪阻が原因で食欲がないことにも気づきませんでした。) シチューを用意してくれた優しい夫で嬉しいな、と思ったかは次の衝撃で忘れました。 大好物のホワイトシチューの蓋を開け

          「つわりで死にます」つわりって何?

          妊娠発覚! 夢のハネムーンベイビー

          入籍後半年経ってから旅立った3ヶ月間のハネムーンで妊娠しました。 旅行もあと数日、、というドバイでの大晦日。妊娠5週目(生理予定日1日目)で大きく体の変化があり、すぐに気づきました。 症状 ・熱が出る ・頭がぼんやりする ・体が重い ・胸が張る ・ハネムーンの大晦日に妊娠発覚なんて運命的 という珍しい体験を33歳の私が生まれて初めて実感したので、すぐに妊娠を確信しました。 ただその時はインドに住んでいたので、ハネムーンからインドへ帰り全く馴染みのない病院探しから始める為

          妊娠発覚! 夢のハネムーンベイビー

          「妊娠は病気じゃありません」 そうです。ただ死ぬ思いをしながら治すことすらできない症状です

          妊娠は多くの人が仕事、家事、人間関係、等と同時進行でこなしてきた症状で、妊婦を見たことがない人はいないという世界で最も普遍的で身近な病院患者です。 その為、多くの人は、「お、もう産まれたんだね!」「10ヶ月大変だっただろうけど、よかったね!」くらいの感覚で過ごせるのが妊娠だと認識していることでしょう。 所詮耳にするのは、「つわりの軽い、重いは個人差があって、大変な人は大変なのよ〜」程度の世間話でか、よっぽど重大になった人の「特別大変な体験」だけであって、一般的に大変な

          「妊娠は病気じゃありません」 そうです。ただ死ぬ思いをしながら治すことすらできない症状です