6.コンピュータのメリット ②時々違うこともできるNo.1
【皆さまのご質問やご要望などもお待ちしております】
コンピュータのメリット3点は
①同じことをくり返せる
②時々違うこともできる
③手順を保存できる です。
コンピュータにはプログラムがなければ、何もできないただの箱です。逆にプログラムを作れば、何でもできる「万能の機械」になります。
つぎに②時々違うこともできるを説明します。
他の機械との違い
同じことをただくり返すのは、「ただの機械」。
時々違うこともできれば、「あらゆることに対応」できます。
おみくじは、ランダムに出る
例として、おみくじは毎回ちがいますが、ランダムに1枚出ます。
「大吉、吉、大凶」の3種類から、乱数(らんすう)(毎回ちがう数を出すプログラム)をつかえば、「おみくじも再現」できます。
流れ図で書いてみよう
プログラムの「乱数(毎回ちがう数を出すプログラム)」をつかって、「おみくじを再現」します。
流れ図で書いてみよう。
まず「みくじ」という変数をつくって、0、1、2のいずれか(乱数)を入れます。乱数では通常0からある数をランダムに出します。
変数をつくります
もし「みくじが0なら大吉」と出します。
大吉を入れる「けっか」という変数をつくります。
どれが出たか判断します
0~2のどれが出たかの判断は、流れ図でひし形の「判断(はんだん)記号(きごう)」を使います。もし「みくじが0」なら「けっかに大吉」を入れます。
もし「みくじが0」でなければ何もしません。
吉も判断できます
同じく、もし「みくじが1」なら「けっかに吉」を入れます。
もし「みくじが1」でなければ何もしません。
大凶も出せます
同じく、もし「みくじが2」なら「けっかに大凶」を入れます。
もし「みくじが2」でなければ何もしません。
おみくじも完成!
けっかに入った文字を表示します。
せっかくなので、「あなたの運勢は○○です」と出して終わります。長いので2つに分けて表示します。
プログラムなら時々違うこともできます
できた流れ図をすべてつなげてみましょう。
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