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 雷鳴

希望だねアンデルセンのアヒルのこあのこにどうか届きますよう

出来たかな?往年の望み今日こそはゴロゴロ鳴りて夢応援す

「そんなにも待ってたように鳴らんでも」雷鳴近く脅すようにさ

雨音が重力こめて強がりぬそれならいっそ悩み消してよ

句読点なきお手紙のやさしさや迷路みたいなこころ模様に

台風の風がちいさな秋を連れ思わせぶりに涼しさくれる

本当に言いたいことは言えなくて曇り空みて苦笑いする

 

アンデルセンの絵本 みにくいあひるの子 作:H.C.アンデルセン 文:角野 栄子 絵:ロバート・イングペン 出版社: 小学館

  それにしても、殺人級の暑さ、駅の階段を上がるだけで 玉のような汗が噴き出す。まだ 台風ではないかもしれないけど、わずかに涼しい風を連れてきた。
  どうか 暴れませんように。自然を侮ってはいけないね。

PS アンデルセンは 決して恵まれた生涯ではなかった。でも 彼は言う。「私の人生は 美しい物語のよう」と。彼の童話を読んでいると、まるで リストの曲が流れてくるような深い時間をくれる。


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