十年屋 時の魔法はいかがでしょう
昨日買ってきた本をさっき読み終えたので、読書感想文を書きたいと思います。
その本はこちら。
とっても読みやすい、小学生向けの本ですが、もちろん大人も楽しめると思います♪♪
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読書感想文
この本を目にした時の最初の印象として、イラストが可愛いというか、何か惹かれるものがあると感じた。
捨てられないもの。捨てたくないもの。
魔法でおあずかりします、なのです。
<十年屋の執事猫 カラシより>
私は 本の帯を見て、どんな本なのか興味を持った。何となく、昔読んだことのある本に似ているのかな?それとも全く違うのかな?なんて思いながら、既に続巻が2冊も出ている本の1巻だけを買うことに決めた。
気に入れば、続きの本を買えばいいから。
この1冊を読み終えるのに、そんなに時間は掛からなかった。十年屋に訪れる人のひとつひとつの物語が、次はどんな人が訪れるのかな?とページをめくる手を止めようとしなかった。
その中で、雪だるまを病気の女の子にプレゼントする男の子の話がとても印象的だった。女の子にプレゼントは渡せたのかな?と続きが知りたかったけど、物語はそこで終わっていた。
残念だな...でも、きっと渡せたのだろうな。女の子は喜んだよね。なんて想像しながら、次の物語を読み進めた。
いよいよ最後の物語。作り直しの魔法は、これまで読んだ物語と違っていた。もちろん十年屋のお話なんだけど、それを読み終えた後の、エピローグに感動を覚えた。
この本は人として生きる過程を大切にしているなと感じた。これは我が子にも読ませてあげたい。何なら読み聞かせてあげたいと思う。
寝る前の30分を読み聞かせの時間に費やしたい。その価値はあると思う。
続きの本を買うかは別として。これを全て子どもに読んで聞かせて、気に入ったら続きの本を買おう。そして、本棚へそっとしまい、子どもたちがいつでも本を手に取れるようにしておこう。汚れてもいい。でも、けっして破かないってことは約束しなきゃ。
十年屋シリーズ10万部突破は頷ける。もっとたくさんの子どもたちに読んで貰いたい。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みつば