1年生の読書感想文

今年小学生になった末っ子の初めての夏休み。
持って帰ってきた宿題に読書感想文があったことに驚いた。
作文なんて1学期でやってないでしょう？！
親がイチから教えて書かせろってこと？？？
と、衝撃を受けた。
とりあえず、仕事から帰宅して速攻図書館に連れていく。
ちなみにウチの小学校では夏休み期間の図書の貸出はしていないらしい。
なんという矛盾。
本人が読みたい絵本を選んでもらって借りて帰る。
このクッソ暑い中、車内温度も爆上がりで汗かきまくり。クーラー効き始めた頃には家に着く。

翌日、私が仕事に行っている間に絵本をしっかり読んでおくように伝えて帰宅。
さて、夕飯の支度前にやってやりますか。

なんでこの本にしたの？

ノンタンが可愛いから！
そかそか。ノンタンの絵に惹かれたのね。

どんなお話だった？

まずは話し言葉で絵本の内容を聞いてみた。
作文用紙に文字を書くのはまだしない。
そしてその絵本を私は読まない。
あくまで子供の言葉を聞く。

〇ノンタンがお絵描きしてたらタータン？に邪魔されて怒っちゃった
〇タータンがノンタンの絵を描いてプレゼントしたらノンタンの機嫌が治った
ってこと。

この本読んでどう思った？

面白かった！は想定の回答だったけど、どこが面白かったのか聞いたら、ノンタンが怒ったところ！と返ってきたのに驚いた。
サイコパスですかあなたは。
ノンタンが怒ったのは、絵を描いてるところを邪魔されたからだよね？楽しんでるところを邪魔されたら嫌な気持ちになるよね？と情操教育開始。
こりゃ先が長いですわ。

タイトル2行

題名に本のタイトル入れたら2行になっちゃいました。長すぎっ！
そしてカタカナ書けないの。習ってないらしい。
まだ「っゃゅょ」と「わ·は」「お·を」の使い方を習ったあたりだもんね。
ノソタソになりながらも何とか書き方を教えて、本文へ。

この本を選んだ理由を書こう

この本を選んだ理由は、ノンタンの絵が可愛かったからです。

本の内容を書こう

内容は、ノンタンがお絵描きしていたらタータンに邪魔をされて怒ってしまいました。でも、タータンがノンタンの絵を描いてあげたら仲直りしました。

感想を書こう

ノンタンが怒った時がいちばん面白かったです。
タータンと仲直り出来て良かったです。

うん。これでいいでしょう。
1年生だもの。書けたことが大事。
文章能力なんて、書くことの積み重ねだからね。
先生がどう思うかは置いておこう。

そのあとに自力で書いてた日記を見たけど、〇〇が△△でしたって文章が続いてた。
例えば、「いちご飴が美味しかったです。」「花火がうるさかったです。」など。

花火うるさいは分かるけど、綺麗だったとか凄かったとかないんかい！って心の中で突っ込んだことは内緒。そのうち花火の良さが分かるといいな。

そんで話し言葉をスラスラ文章に置き換えることができるようになるといいな。

夏休みの宿題は親の試練。
試されているのは子供たちではなく、親なのではないかと本気で思う。そして、親にそんな暇はないんだよ！とも。
夏休みの宿題に振り回されている親御さん方、お疲れ様です。