日々是メモ 「”現代の日常”を切り取る面白さを知る」

7月19日月曜日の気づき

・植物 梅雨明けて、日照強まり湿度が高く、植物の成長が一段落したように感じる。そんなこのごろの七十二候は「小暑・末候”鷹乃学を習う(たかわざをならう)”」である

鷹乃学を習う
鷹のひなが、飛び方を覚えるころ
およそ7月17日~21日ごろ
夏の土用入り(7月20日ころ)がある
小暑から大暑の期間に出すのが「暑中見舞い」
梅雨が明け、一気に暑くなるので体調を崩しやすい時期


・読書 『令和日本の大問題』丹羽宇一郎著(東洋経済新報社)を読んでいる。

・人間 人間にとって湿度って思いのほか重要な数値だと思う、このところ。


・育児 昨日、叱られた後の我が子は父親の太腿にひどく嚙みついた。
ヒトの皮膚がヒトに噛まれてびよーんと伸びる様(さま)を目の前で初めて見た。なかなか見れない、おそろしい光景であった。
咄嗟に「食いちぎられる!」と思ったのを覚えている。
しかしここだけの話、食いちぎられる!の前に「どんだけのびんの、あんたの太腿!どんだけ皮あんの!もちかよ!」と私は脳内でツッコミしてしまい。一人フフッと笑いそうになったのをこらえた。
非常識なうえ非情なのが極まりない。私だけの秘密である。
笑ったら怒られるどころか、一緒にいた全家族から「こいつ(私)やっぱりおかしい」と思われると瞬時に悟り、理性伴う我に返ったものの、食いちぎられる!→「やめなさい!」まで3秒ほどかかっちゃった。本当に申し訳ない。
そしてわがまま気まま乱暴な我が子は要注意・要監督なので気を引き締めねばならいないと決意した2021年の夏であった。
わが子、梅雨明けと共に乱暴者になっている。


・エンタメ 浮世絵から知ることが多く、「へ~」という新知識を得ることが多い。

こちらの太田記念美術館さんのnoteをよく拝見している。

今回のこちらの記事を読んで、浮世絵から当時の日常を知ることができることに面白さを感じ、私も何気ない日常を写真や絵で残しておけば、自分が高齢になった近い未来で懐かしむことができていいかもしれないと思った。(あわよくば何百年後に見てもらえるような作品にしたいが、今のところ私にそのような表現技法の才能はないのでアイディアとしてメモしておこうと思った次第だ。)

そう思って残したい日常のシーンをさらっと考えてみたものの、日常を思い出に切り取れるシーンというのは、かなり意識しないと浮かんでこない。
これがまた面白い。無意識の中にこそ日常がある。

・ドラム式洗濯機から洗濯物をとる様子
・室内乾燥機(風呂場)に洗濯物を干す様子
・インターホンにむかって話す様子
・スマートスピーカーに話しかける様子
・高齢おじさんが運転するカスタマイズされた自転車に乗る様子
 (左ハンドルに取り付けられた後方確認用のミラーがポイント)
・ウーバーイーツ
・通学時に小型手持ち扇風機をもって歩く高校生(平成後期から出現)
・トイレ使用後、自動洗浄に手をかざすあの数秒の様子
・ベビーカーを押して出かける様子
・撮り鉄
・ユーチューバーがひとり機材に向かって話しかけている様子
 (撮影のためのあの丸いライト込み)
・コンビニの電子マネー決済の様子
・スマートウォッチかざして改札を通り過ぎる様子

などなど、現代にあって未来にはなさそうな日常のシーンを切り取って、シーンにタイトルをつけると割と面白い。カルタとか作れそう!


・ニュース 小山田圭吾さんのニュースが先日から騒がれているよう。
詳細は追っていないが、このニュースの端を読みつまんでみて自分と自分の子育てに生かそうと思ったことがある。

”過去の自分の良くない行いは、年月がたっても忘れ去られることはない”ということだ。
いじめた側はそのことを忘れるけれど、いじめられた人はいじめられたことを一生覚えている、ということを連想した。このことは、自分の肝に銘じたいし、我が子にも知っておいてほしい感覚だ。
(念のため、私はいじめたことはない(むしろいじめられたらしい記憶はある)が、無意識の言動で人を傷つけてしまったことはある。私自身にクレームを頂いたこともあるので、自分の言動と相手の受け取り方については割と気にしている部分でもある。)

こども時代の人間関係は場合によっては大人以上に複雑だと私は思う。なにかと傷つくことがあっても、結果的にそれが糧となってプラスに働くことも大いにある。が、人によって受け取り方は様々で、自らの行い(言動)で誰かの取り返しのつかない思い出を作ってしまうことも大いにある、ということだ。

現世はネットワークでつながる世界になったので、どこに行っても時間がたっても「過去の自分から逃げられない」場合があるということを痛感するニュースである。こういった事例が、いい反面教師となって子供たちの学びの糧にでも繋がってほしいと思う。

ここまでを読み直していると、いや、子供の学びとか言う前に、自分の学びとして糧にするのが最優先だな、と改めて思い直した。

・今日のおめでとう 久しぶりに季節の移ろいについて七十二候で調べることができた。関連する書籍を1冊購入し、手元に置いておいてよかった、とと、過去の自分の購買に感謝できた。良かった。


いいなと思ったら応援しよう!