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なぜ、うさぎは逃げたのか?2つの教訓
ウサギの逃げた理由
イソップの寓話にある『ライオンとウサギ』という話があります。
森の動物たちは、王としてライオンを戴いていました。 そのライオンは、公正で優しい王様。 力で支配することはなく、動物たちが平和に暮らせるように、こんなルールを作ったのです。
「オオカミと子ヒツジ、ヒョウと子ヤギ、トラとニワトリ、イヌとウサギは、争わず仲良く暮らすこと。」
動物たちは驚きながらも、王様の決定を受け入れました。
そんな中、ウサギはこう言います。 「こんな日を待ち望んでいました……!」
しかし、その言葉の直後、 ウサギは全力で逃げていった のです。
ウサギの行動から学べる2つの教訓
この寓話には、私たちが学ぶべき2つの大切なことが隠されています。
1. 「環境を鵜呑みにせず、自分で考えて行動する」
王様の宣言は、一見すると素晴らしいルールに思えますよね? でも、ウサギは 「本当に信じていいのか?」と疑いました。
もし、オオカミやトラの「本能」が変わらなかったら? もし、「理想の環境」に見えても、それが長く続かなかったら?
そう考えたウサギは、 迷わず行動した のです。
これ、私たちのビジネスにも言えることだと思いませんか?
「みんながやっているから」
「これが当たり前だから」
「仕方がないから」
そんな理由で、 深く考えずに流されていないでしょうか?
ウサギのように、 「これは本当に安全なのか?」 「このままで大丈夫なのか?」 と 一度立ち止まって考えること が、ビジネスの成功にもつながります。
2. 「本能の行動を味方につける」
ウサギは、宣言を聞いた瞬間に 迷わず逃げました。 これは、「意志の力」ではなく、「本能」で動いたからです。
実は、私たちは 1日に35,000回以上の意思決定をしている と言われています。 そのほとんどが 無意識 に行われているのです。
「ダイエットしようと思っているのに、つい甘いものを食べてしまう」
「やるべきことがあるのに、後回しにしてしまう」
「アドバイスを受けても、なかなか実行できない」
これらは、 できないのではなく、本能的に”やらない”という選択をしている だけ。
変化を起こすには、 「意志の力」ではなく「本能の選択」を変えること が大事です。
そのためには、 行動を先回りして決めておくこと。
朝起きたらすぐに運動する
仕事を始める前に、やるべきことを1つ書き出す
「〇〇しよう」と決めたら、すぐに最初の一歩を踏み出す
ウサギのように、 考える前に動く仕組みを作ること で、もっとスムーズに成果を出せるようになります。
最後に
あなたの今いる環境、本当に 「このままで大丈夫」 ですか?
「これは当たり前だから」と流されていませんか?
そして、 「やらなきゃいけない」と頭で考えすぎて、行動が止まっていませんか?
ウサギのように、 「考えすぎず、先回りして行動する」 ことで、 本能的に「成功しやすい状態」をつくっていきましょう!
本能的に成功しやすい状態の作り方
まだ潜在意識が開いている朝の時間に、自分の目標や夢を言語化し、習慣として行動に落とし込む20分の朝活ラジオ配信をしています。
「目標を忘れず、日々の行動に結びつける」ことで、なりたい自分へ一歩ずつ近づけます。
ぜひ、毎日の習慣として参加してみてください。