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冷え症対策 ショウガの注意点

こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。

今回は、冬場の人気者「ショウガ」の話。

扱い方は私より詳しい人がたくさんいるでしょうし、そちらにお任せで(^^)


そんなショウガですが、加工の仕方によって身体を温めたり、冷やしたりします。

冷やすだって?そんな馬鹿な!?

ということで、今回は薬としての「ショウガ」についてお話ししましょう。



先ほどからずっとカタカナで「ショウガ」と書いているのには理由があります。

ショウガは、生薬として「生姜(しょうきょう)」と「乾姜(かんきょう)」として利用されます。

ショウガを漢字にすると今回の記事では区別がつかなくなってしまうので(^^;)

さて、生姜の作用ですが、「身体の内部の熱を表面に移動し放熱する」というものです。

乾姜の作用は「熱を身体の内部に移動し温める」というもの。

似て非なる作用ですね。

身体を温めるつもりで「生姜」を取ってしまうと、無駄に放熱して結果身体が冷えてしまうのでご注意を。

では、ショウガはどこで生姜と乾姜に区別されるのか。

それは加熱の有無です。

加熱によってショウガの冷やす成分が温める成分へと変化します。

昔の人はそれをちゃんと理解して使い分けていたのだと思うと、頭が上がりませんね。

夏場には、生のまますりおろしたショウガを薬味に冷や奴や冷やしうどんを。

冬場には佃煮にしたり、調理過程でしっかり火を通すことで、身体を温める効果を。


身近な薬膳素材、うまく使いこなして暑い夏や寒い冬を乗り越えていきたいですね(^^)


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闇の中、光を求め愛を叫ぶじゅにー
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