子育て講座で教わったこと
8月末、子育て講座に参加した。
正直こういうイベントは苦手で、説教とかよくわかんない話されたら嫌だな…なんて思っていたんだけど、実際参加してみると、想像していたような厚かましさや説教なんて全くなく、結局のところ本当に行ってよかった。
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先生は平野レミさんみたいな。出会い頭から壁もなく、どんどんしゃきしゃきお話しなさる方で、最初はどうしようかと思ったけど(失礼しました)、
母と子のどちらも尊重した考えをベースに、いろんなお話をしたり、抱き方などを教わった。
お悩み相談の形式で、先生の話を聞いた。悩んでいるつもりはなかったのに、話し出すとあれよあれよと辛いことが垂れ流され、いつのまにやら泣いていた。自分でも驚いた。
夜泣きのこと。夫に優しくできないこと。寝ぐずりにいらいらしてしまい、そのあと自己嫌悪すること。
以下、先生のお話の中で印象的だったことをまとめる。
(きっと関係者の目に届くことは無いと思うけど、勝手に書いていいのかな…ダメだったらごめんなさい。誰かの支えやヒントになることを願いながら文字を打っています。)
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☆育児のこと、泣くことについて
・昔は大家族で取り組んでいた「育児」を、ほとんどの場合、母親ひとりで取り組むことになっている。社会の変化によるもので誰も悪くない。けどこれはとてもおかしなことで、辛くなって当たり前。すごく大変なことをやっていると知っておく。まわりの人や、サービスを頼ること。
・赤ちゃんは言葉が使えない代わりに、泣くことで意思を伝えている。
泣くことは良いこと。
(抱っこ紐から降ろされて泣く息子に「上手に泣いてるね」と言ってくれた。)
大人も言いたいことが言えないとストレスがたまる。赤ちゃんも泣くのを我慢するのは良くない。
・怒っちゃって自己嫌悪になるママがいるけど、鬱になるより全然まし。
怒っちゃったら「ああワタシ限界なんだわ。」と自覚して何か対策をとること。あとは「鬱にならなくてよかった〜」と思ったら良い。
・自責しない。誰も悪くない。
赤ちゃんはいつもママを応援したいと思っている。(うまく応援はできないけど)
・例えば子どもから離れる時、ちゃんと目を見て「ちょっと離れるね」という旨を伝えること。
「言葉の通じない国に行って、頼りにしてる友達が勝手にどっか行ったら嫌でしょう?」
なるほど。
「目を合わせること」、おろそかにしていたけど、この時から意識するようにしている。
・すべての要望にこたえなくていい。赤ちゃんもこの世界に慣れないといけない。ママはここまでしかできません、ということを伝えると順応してくれる。
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☆夜泣き、睡眠について
・泣いたらしばらく横抱きで泣かせてみる。泣くと身体が緩むため。しばらく泣いてから縦抱き等で寝かしつけてみては。
・のけぞるときは、のけぞらないようにぐっと腕を固定する。赤ちゃんの身になってみると、のけぞっても「身体を支えてくれる」安心感が違う。
・寝付くときに場所や環境は極力変えない。途中で寝場所を変えるなら、おくるみでくるんでおいたりしておくと良いかもしれない。
・手足を動かすことにより自分で目覚めちゃうことがあるので、そういう目的でもおくるみで巻いてみるのは良い
(※うちの息子は動きまくって全然くるめなかった。)
・夜泣きが頻繁なら、そのうち1回だけを旦那さんに任せるなどの策をとる
・そもそも赤ちゃんは睡眠が浅い。月齢が進むごとに深く眠れるようになる。
・「寝てよー!」ではなくて「眠たいのに眠れない同志になる」と、多少、気は楽かもしれない。
眠いよねえ、眠いのに眠れないの辛いね、ママも眠いのに寝れないんだよね…という具合。
(完母なら何時間かで起きるのも仕方ないのでは?とも言われた。他の方にもそう言われたことがあったが、3〜4か月健診のときの面談では「もう夜間授乳はなしに寝かせていい」と言われたし、よくわからない。毎度授乳すると朝方におしっこが漏れるので夜間の1度はあげるようにしている。)
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☆夫に優しくできない件
・「わかるわかる。今は優しくされたいのにね」だって笑。「まあでも、外で働くのも大変だからねえ」とも仰って、ああ…ほんとだよな…と思った。
2人でやる体操やストレッチを教わった。
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根底にあるのは「自分がハッピーでいること」、そして「赤ちゃんはママが大好きだと言うこと」だった。
不思議よね、ママが抱っこすると落ち着くんだもんねえ
と何度もおっしゃった。
たしかに「母親」が抱っこすると落ち着いたりする。
ぐずっていたら、せめてからだのどこかに触れておくといいとも言われた。
「やっぱりママよね」「ママじゃないとね」
って、子育て関係のどの場所に行ってもよく言われる。母親という存在はものすごく特別なんだと。
「赤ちゃんにとってママは、そこに居るだけで良いんだよ」
と言われた。
私は自己肯定感が低いためか、それがいつまで経っても信じられない。私なんかにそんなパワーがあるはずないと思っている。
でもこの日、いろんな話を聞いてから改めて息子を抱っこして顔を見たら、本当にそうなのかもしれないなとちょっと思えた。
この日から、泣かなくてもぐずらなくても抱っこする回数を増やした。
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