ポスト・クラシカル Ⅱ
本日は、オーラヴル・アルナルズのドリアのご紹介と、前回に引き続きポスト・クラシカルのお話。
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ドリア
出だしはピアノのソフトペダルを使ったこもった音が優しく控えめな印象。
徐々にストリングスとピアノのクレッシェンドでラストに向かう盛り上がりは、穏やかで心地よい。
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では、ここからは前回のポスト・クラシカルのお話のつづき。
ポスト・クラシカルのアプローチの特徴としては
自然音を音楽に組み込んで使用
録音的なアプローチでは、ソフトペダル(弱音ペダル)を踏みっぱなしにして演奏するピアノの、ハンマーのごく近距離にマイクを置いて収録した独特かつ繊細な音を用いる
といった音響的なアプローチを持つ作品が多い。
ポスト・クラシカルも新たなジャンルの創造という意味ではアヴァンギャルドと言える。
しかし、基本的には全く新しい音楽表現を追求するというよりも、既にあるジャンルを越境したりその中間のようなものを目指している。
あくまで従来的な音楽形態を拠り所とした、聴き易く心地よい曲が多い。
よって基本的に「現代音楽」とはスタンスや目的が異なると言える。
以上、ポスト・クラシカルについてでした。
私は、ポスト・クラシカルは気軽に楽しめるし優しい音なので、癒されたい時に聴いている。
kcoo
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次回は、ハニャ・ラニをご紹介予定。・·❋·*°
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