今、書くべきか悩んだけれど。2023年秋に訪れた金沢・能登が最高だった話。
このたび、能登半島を震源とする大規模地震により
犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
2024年1月1日、祖母を訪ねて福岡に滞在していました。
ホテルにチェックイン後、部屋に入りテレビをつけた時に流れた音声と映像に衝撃を受けて。
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2023年夏、JRのサイコロ切符で金沢駅に格安で行く事のできる権利を手にした私は、友人と10月に「能登」に泊まる計画を立てました。
石川・能登は父方の親戚が住んでいて（無事でした！）、幼いころ何度か訪れたことのある場所でした。大人になり改めて訪れた金沢、それから能登。
贅沢で、素敵な時間を過ごしました。
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・金沢駅すぐそば「登るや」の贅沢ランチ
友人が見つけてくれた、Instagramでも話題になっていた店。
座席数が少なく、事前予約をしないとなかなか入ることができないようです。
ランチは海鮮や能登牛を使ったお重のみで、3500円～と決してリーズナブルではないのですが、とてもおいしかったです。
最初はそのまま食べて、
次にたまごと絡めみたり、
薬味と共に食べてみたり、
次に右上の海苔を巻いて食べて、
最後はお茶碗によそって、出汁をかけて食べます。
お肉はあまり食べるほうではないのですが（胃がもたれてしまう）、最後まで飽きずに食べることが出来ました！見た目もきれい。
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・市場までの散歩で見つけた「元金沢貯蓄銀行」
歩いてると目に入った和風の建物で、お、これは歴史的建造物か？と中を覗き込むと、おしゃれな洋風の内装。
館内には金庫や銀行のカウンター、奥にぽつんと置かれたピアノなど、外観では想像できないおしゃれな写真が撮れるスポットでした。
写真を撮影される方も多いようで、スタッフの方が小道具を貸してくれたりお話してくださったりとフレンドリー。いい意味で想定外の出会いでした。
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・定番の兼六園と金沢城
兼六園はさすがに、外国人観光客だらけ！
金沢を代表する観光スポットでもちろん雰囲気は素敵なのですが、あまりにも人が多く混雑していて、どうも情緒を感じることができず。木々の偉大さを感じてから退散…
（ついでに近くの金沢城で百名城スタンプをいただく。）
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・金沢から能登へ、レンタカーで走る
宿泊する「ロイヤルホテル能登」までは車で約1時間ほど。
金沢駅でレンタカーを借りて、夕暮れ時に向かいます。金沢から能登、向かう道はほとんど海沿い。
宿泊するホテルは「日本の夕陽百選の宿」に認定されているとのことだったので、それまでには到着したい思いもありましたが、金沢観光で間に合いませんでした！
ただ、ドライブ中に沈んでいく夕陽もとってもきれいで。
建物自体が少なく、海や畑などでいっぱいの能登は景色を邪魔するものがなくて、沈む夕日や日の落ちたあとの月や星、自然をそのまま味わえる場所でした。
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・自然の中にある、「ロイヤルホテル能登」
（写真撮ってなかった…）
（2024年2月現在、地震の影響で休業中です。）
今回宿泊したのは、リニューアルされた52平米のスーペリアルーム。
和洋室のつくりで、ベッドが2台と畳スペースで布団2枚分、合計4名が宿泊できるお部屋です。
大浴場は露天風呂やサウナを備えていて、そこそこ広いのであまり混まなかったです。あとはラウンジがあって18時までは無料でドリンク（アルコールもあり！）が飲めたり、チョコレートなどをつまめたり。
館内でゆったりできるのも良かったので、好きなホテルのひとつになりました。ちなみに今後「メルキュール」にリブランドする様子。
それもそれで楽しみ。
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・ビストロイグレックでちょっと大人な女子会
夕食は地元食材を使用した「フレンチ」か「イタリアン」など、和食以外で探していたのですが、そこで見つけた「ビストロイグレック」さん。
比較的小さなお店で、地元の方も来られているようでした。お店でパンを焼いているようで、パンのみの販売もありました！
予約したのはディナーコース￥5,000（税別）。
突き出し、前菜、メイン料理、パスタ、デザート、コーヒーですべておいしかったです。アルコールは別途注文しましたが、お値段は良心的。
震災の影響で休業されていたようですが、2月7日から営業を再開する予定とのこと！また落ち着いたころに行きたいお店です。
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・千里浜なぎさドライブウェイ
車で砂浜を走ることのできる、全長約8キロメートルの千里浜なぎさドライブウェイ。波打ち際を車で走ることのできる日本唯一のドライブウェイなんだとか。
観光バスも乗り入れる場所ですが、ゴミもなくきれいな砂浜です。バイクで走る人とか好きそう（偏見かも笑）
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・道の駅 とぎ街道
世界一長いベンチ、で有名な道の駅。
（※ただ、ベンチは11月頃より改修工事中とのこと）
コンパクトですが、清潔感のある素敵な道の駅でした。午前中（ほぼ朝）にお腹を空かせて訪れたのですが、海鮮丼はお昼から提供との文字。
ダメ元で「今から海鮮丼食べられませんか…」と尋ねると、地元のお母さま方が快く承諾してくださり、華やかな海鮮丼を食べることが出来ました。
快く提供してくださった地元の方々にも感謝だし、お魚たちが新鮮すぎて今まで食べたどの海鮮丼よりもおいしかった。
そのほかお土産のラインナップも豊富だったり、さくら貝のクラフト体験が出来たりと充実しているので、おすすめの立ち寄り場所です。
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サイコロ切符を手にした時、金沢ではなく「能登をメインにしよう」としたこと、あの時の私たちを誉めてあげたい。
観光素材が豊富な金沢はもちろん素敵ですが、少し離れた能登は人が少なく、食事は美味しいのに比較的安価で、景色がきれい。
以前新潟の佐渡を訪れたときにも感じましたが、自分が知らないだけで日本には良いところがもっとたくさんある。
まだまだ能登は震災の影響が残っており、まだまだ大変な時期が続いているかと思いますが、日常が戻ってきたころに改めて訪れたいな、と思います。