マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツの名言10選
「自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない」
マイクロソフト共同創業者、ビル・ゲイツ
1955年、ワシントン州シアトル生まれの実業家、慈善活動家。マイクロソフト共同創業者、「Windows」開発者としても知られる。
幼少期から人と違うことをすることが好きで、負けず嫌いな努力家だった。中学高校はシアトルの名門私立校であるレイクサイド校に進学。ここで後にマイクロソフトをともに創業する2歳年上のポール・アレンと出会う。
高校卒業後、ハーバード大学へ進学するも中退し、アレンとマイクロソフトを設立。WindowsやInternet Explorerを世に生み出し、マイクロソフトを世界的企業へ成長させた。2008年にはマイクロソフトの一線を退き、妻のメリンダとともに「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を通して慈善活動に力を注いでいる。 14年からはマイクロソフトCEOのサティア・ナデラをサポートするための技術アドバイザーを務めている。
「マイクロソフト」共同創業者のビル・ゲイツ。フォーブスの世界長者番付では過去に18回首位を獲得しています。
そんな彼の習慣や、資産の使い道には、人生の参考にしたいものがたくさんある。ここでは、ビジネスの挑戦を目の前にした時に向き合いたい、ゲイツの10の名言を紹介します。
1. 私は物事をとことん突き詰めるのが好きなんだ。そうすれば、たいてい良い結果が出るから
諦めてしまうとそれ以上の可能性は考えられない。ゲイツは「成功の鍵は的を見失わないこと」とも述べており、自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することが大切だと考えている。
2. 毎日毎日「勝ちたい」という気持ちで出社しなければならない。切羽詰まったときにこそ、最高の能力を発揮できる
「良い仕事をするにはどうすればいいか」「出世するにはどうすればいいか」と質問された時に返した答え。生ぬるい気持ちで何となく過ごしてういるうちは、結果はついてこない。常にトップを狙う気持ちを忘れずに仕事をすることが成長に繋がるというメッセージが込められている。
3. 一心不乱に働くこと、ベストを尽くすことが嫌だというなら、ここは君のいるべき職場ではない
夢中になって取り組むことができないのであれば、その仕事を成し遂げることは難しい。不平不満ばかりを言っているようであれば、無理をせずに環境を変えたほうがいい。無理に居続けても時間の無駄ということを諭す言葉だ。
4. 成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ
失敗は物事を改善するきっかけになり、良いものを作り出すチャンスとなる。挑戦することに臆病にならず取り組むべきというゲイツの姿勢が表れている。
5. 反対があるのは健全なこと。本当に力のあるアイデアか試されるわけだから
周囲の意見に負けそうになったときに思い出したい言葉。反対や批判の声に臆せず、自分の力を信じて発信すべきというメッセージが込められている。
6. 私は起業家という言葉をいつも拒否してきた。「会社を始めよう、何の会社にしようか」では決して成功しない
ゲイツは「私は何よりもまずソフトウェアの開発者なんです」と言い続けている。起業を目的とする起業家では、事業を成功させるのは難しい。「自分がやりたいこと」のために起業することが大切だという言葉。
7. 自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ
人と比べると、劣等感や優越感など大して役に立たない感情に振り回されてしまいがち。自分は自分。同じ人間はいないのだから、まわりに左右されることなく、自信を持って突き進むべきだ。
8. 問題は未来だ。だから私は、過去を振り返らない
起きたことは変えられないのだから、失敗や過ちを振り返るのは時間の無駄。それよりも前を見て、歩む道をどう開拓していくかを考えることに時間を使うべきだと気づかされる言葉。
9. 人間にはものを考える時間が必要だ
ゲイツは年に2回、同僚や家族とも連絡をとらずに、ひとりで過ごす時間を設けている。その期間には、多忙な毎日の中では見失いがちな自分の目標やビジョンを思い返すとともに、クリエイティブなアイデアも生まれてくると述べている。
10. 変わることがなければ成長することもない。成長することがなければ真に生きていない
行動を起こさずして成長することはできない。変わることを恐れずにチャレンジすることが、未来への可能性を広げることに繋がる。