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わからなくてもいいから

こんにちは。静花です。
この記事では、作品「わからなくてもいいから」についてのお話をさせていただきます。お楽しみいただけましたら幸いです。

わからなくてもいいから

わからなくてもいいから
2023
242×410mm
顔彩、色鉛筆

誰にも見せないようぎゅっと握りしめているのに、無理に指をこじ開けてわかったふりすることが、相手のすべてを受け入れることになるのでしょうか。 握りしめた拳を許してもらえないのなら、わからなくてもいいからせめてそっとしておいてほしい、と思うのです。

手に包まれているのはツマグロヒョウモン。
ツマグロヒョウモンの属するタテハチョウ科は前脚が退化していて一見すると脚が4本に見えます。虫という大きなカテゴリで見るとマイノリティのようにも感じますが、蝶の中で見るとタテハチョウ科は種類数が多いため珍しいことでもないようです。

個展「うつし世の爪先」で

こちらはThe Artcomplex Center of Tokyoさまにて10月3日から8日まで開催していた個展「うつし世の爪先」で展示していた作品です。
お客様とお話しさせていただいた中で一番共感をいただいた作品でもあり、作品がお客様の心と私の心を繋げてくれたことが嬉しく誇らしく、誰かに自分が届くということにすこし照れたりもしました。

10月15日までオンラインショップでお取り扱いいただいておりますのでご興味お持ちいただけましたらぜひ覗いてみてください!
(現在は終了しています。)

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