詩|ぽっかり
ぽっかり空いた時間は
ぽっかり分一緒に居ても埋まらない
あなたの居ない昨日は
あなただって
わたしの居ない昨日なんだ
戻れないことくらいわかってるさ
でもね
あなたを思い浮かべている時間が
ぽっかりの時間と同じだということを
ここに証明したい
ぽっかり空いている今だって
あなたのことばかり考えていること
これが
あなたが帰ってくるまでに
わたしが出来ること
これは詩というか、お手紙のような感覚で書きました。
大好きなお友達が入院中なのです。
そばで支えたいけれど、どんな言葉をかけるのが正解か
考えては伝えられずにいます。
でもずっと考えてる。
なにもできないけれど、忘れてなんかないよ。
ここにあなたがいればもっともっと楽しいんだろうなって思ってるよ。
そんな気持ちを込めて。
『大丈夫』『待ってるよ』って直接伝えることも大事だけど
わたしはあなたを考えて待つことにしました。
ぽっかりのぶん、今も。
あなたの帰りを期待してます。