見えない体で、って言われても
こんにちは、秋峰です
あっという間に2021年も1ヶ月経っちゃった!って感じですか?
突然ですがガラス花器って
今日のタイトル「見えない体で」ってなんのこと?ですよね
わたしはときどきガラスにいけることが得意だと言われます
それはガラスに特別の思い入れやこだわりをもっているからだと思います
当たり前ですがガラスって透けますよね、
あ、透けないガラスもあるけれど今日は透けるガラスについてのお話しです
ガラスってとっても魅力的な素材なので多くの方がガラスの花瓶や花器に花をいけてSNSに投稿しているのを見ます
そしてその多くが肝心のガラスの中がグッチャグチャ……
見えるものは見える
わたしの周りでもガラス花瓶やガラス花器に花をいけて見せる方が多くいますが例にもれず肝心のガラスの中がぐちゃぐちゃで汚い
これじゃぁガラスのよさすべてを殺しちゃうことになっちゃいます
だからこそちんと植物の扱い方、植物のいけ方を習ってからガラスにはいけましょうよ、そうお伝えするとみなさん口を揃えてこう言う
「ソコは見えない体で」
なんじゃそりゃ~(怒)ですっ
見えるものは見えますよっ
ホントっ
見苦しい
ガラスの魅力全てをダメにしちゃってるのに『ソコは見えない体で』って「透けない陶器もってこーいっ」です
そうは言ってもガラスの中に入れないと器の一番の目的、水を吸わせるができないのでソコは工夫して見えてもいいようにステキにいけましょう
そのための工夫やヒントをお勉強するのもいけばな教室です
特別にひとつだけ技を伝授!
どうしてもガラスを使いたいというのであれば透けないガラスという手があります
世の中一事が万事
≪一事が万事≫って諺がありますよね
まったくそのとおりって思います
グチャグチャの汚い部分があるものを飾って「わぉきれいだな~」なんて思っているとその程度にしかなりません
暮らしを豊かに美しくしたいのであればこんなほんのどうでもいいような些細なこと1つ1つを大切に丁寧にしていかないと、ですよ
おうち時間が増えているからこそ1輪の花を丁寧に心を込めて大切にいける
これが心が豊かになる、暮らしに彩をそれる
その1歩になると思います
では、また