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無罪って
『法廷遊戯』という映画を観てきました
主役3人の演技のすばらしさ
そしてその若い3人を
暖かく包み込むベテラン俳優たち
杉咲花ちゃんはイマイチ苦手だったんだけど
最後の演技のあまりの怖さに
苦手意識は一気に吹っ飛んじゃい
北村匠海くんは安定の落ち着きがあったし
永瀬廉くんは真摯なコなんだろうなって感じたし
とてもよかった、と思いました
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ただ帰り道
後味悪いな、そう思いました
後味悪い
つまり気持ちを揺さぶられたんだから
やっぱりよい映画だったんだと思います
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法曹界を目指す3人の学生時代から始まり
数年後、司法試験に合格し
弁護士になった彼らのその後を描いてます
主人公は子供時代
親から虐待を受け預けられた施設では
理不尽な思いをして育ち
一緒の施設にいた幼馴染を救うため
殺人未遂を犯します
このとき弁護してくれた弁護士に
「君を救うのは暴力ではなく知識だ」
「知識を身につけなさい」と諭され
彼と幼馴染は弁護士を目指します
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ロースクールで
「有罪とは」「冤罪とは」「無罪とは」
学生たちが意見を言い合うシーンがあって
「無罪とは」で
「警察が罪を立証できなかったこと」
というセリフがあって
これが最後の最後に
「そういうことか」となり後味悪く残りました
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罪を立証(証明)できない
証拠が挙がらなければ
ナニをやってもいいんだろうか
正しい正しくないはどこにあるのか
最終的に主人公は
自分がかつてやってきた罪を清算しようとします
それをしないと正々堂々と生きてゆけない
彼はそう考えたんだろうか
なんだけど
なんだかな、なんだかな
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もやっとした気持ちで終わっちゃったんだけど
エンドロールで流れた
キンプリくんの「愛し生きること」が
とても爽やかでよかったので
なんとなく救われた気持ちになりました
大々的に評判になってるようではないけれど
レビューを見ると好意的な感想ばかりなので
考えさせらるよい映画なんだろうと思います
『知識を身につけなさい』
『無罪とは警察が罪を立証できなかったこと』
『目には目を歯には歯をは赦すために償わせること』
印象的なセリフが多かったけど
この3つが一番印象に残ったかな
そしてやっぱりどうやらワタスは
永瀬廉くんがお気に入りのようです^^
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いけばな
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