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はなでもいけてりゃいいのよ

こんにちは 今日もお疲れさまです 秋峰です

お世話になってるいけばな先生が痛ましい事件やいじめなんかの嫌だなぁというニュースが世間を騒がせるたび、仰います
「はなでもいけてりゃ、そんなことしないのにねぇ」

まったくそのとおりって思います

嫌なことがあっても転換させちゃう

仲良くしているいけばな仲間に経営者の方がいます
この方、一代で大阪の盛り場、本町に大きなビルを一棟持っちゃうくらい凄い方、そしていけばなも凄くてちょくちょく海外の美術誌に作品が載っちゃうくらい凄い方

昨年はこんなご時世でなかなかお会いできなかったんだけど年の後半、GOTOなんてやってたときに今年の作品を報告しましょうよ、ということでお会いしました

今年いけた作品の写真を見せてもらったのですがその中から
「これ、今年の中で傑作のなかの1つ」と見せてくれた作品
なんか幾何学っぽくてオモシロイ

そして作品ができる経緯もケッサク!

曰く、

仕事の取引先が公私混同も甚だしいロクでもないことをしてくれた
あまりにもアタマにきてくそ~と思い、木賊(トクサ)で『公私混同』と作って花器に逆さまに挿したら面白い作品になったんだよね、

たとえ嫌がらせを受けても

今、アルバイトをしているところは管理職が女性です
その方から全く心当たりがないのですが2月の中頃からちょこちょこ嫌がらせを受けるようになりました
3月終了が決まってるし、と割り切ってアルバイトに行く日々だけどやっぱし辛いなしんどいな、って応えちゃう日もある

先日も誰も見ていないところでナゾのヒステリーを起こされて???ってなっちゃいました
けどね、その瞬間ぱって閃くように中川幸夫さんのチューリップの作品が浮かんだのです(ご存じない方『中川幸夫チューリップ』で検索してみてね)
そして、そーだ!!あそこまで壮大なのは作れないにしても大量に落ちてる山茶花の花びらを拾ってアレっぽいの作ってみよう!と急に思いついたのでした

もう時期は過ぎていた

早速、次の休みの日、毎年山茶花の花びらが大量に落ちているところへ行ってみるともう盛りは過ぎていて2,3輪寂しく咲いているのみ、花びらはまったく落ちてない

くそ~、と思うけれど他に色の濃い花びらが大量に手に入ったらやってみようと心に誓ったのでした

はなでもいけてりゃ人生感謝でいっぱいバラ色だ

やっぱり根拠なく嫌がらせを受けると「えー?」と思うけどはなをいけることをしていればそれもキッカケになって1作思いつけちゃう
なんだか楽しくなってワクワクしちゃう

「はなでもいけてりゃそんなことしないのにね」はやっぱり正しいゾ

閃きを与えてくれたからヒステリーも役に立つな、と感謝しちゃう
わたしは作品にタイトルを付けるのが最高にニガテなんだけど近々『ヒステリー』って作品を出すのダ!ぷぷぷぷって想像して楽しく過ごしてます

誰も恨まない、誰も憎まないですむ

やっぱりいけばなっていいな、って思うのです


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