認知症の祖母を看病したら私もコロナ発症!療養中に役立ったグッズ紹介
2024年8月末に母と共に祖母宅を訪れた際、祖母の具合が悪そうだったので病院に連れて行きました。
すると、コロナ陽性との診断を受け、2日後には私もコロナを発症しました。
祖母は普段1人暮らしをしているのですが、高齢で認知症なのでコロナ罹患中に1人では生活できません。
また、私と母は濃厚接触者となったため、自宅に戻ったら家族にコロナを移してしまうかもしれないので、祖母宅での看病をすることになりました。
認知症の祖母との隔離の難しさ
当初、祖母のコロナが移らないように隔離生活を試みたのですが、祖母は認知症なので全く隔離に協力してくれませんでした。
このような状況だったので、案の定私も2日後にコロナを発症しましたが、幸運にも母は感染しませんでした。
自分もコロナにかかりながらの看病生活
私自身も高熱で寝込んでいる中、祖母の薬の管理をしながら看病を2週間続けなければなりませんでした。
自宅ではない場所での療養生活は非常にストレスが大きく、体力的にも精神的にも辛かったです。
この体験が、同じような状況になった方の参考になればと思い、こちらの記事では祖母宅での療養中に役に立ったグッズを紹介します。
※こちらの記事はPRを含みます。
のどのケアグッズ
サージカルマスク
コロナは感染力が非常に強いため、他の人に移さないようにするためにサージカルマスクをつけておくのがおすすめです。
特に、認知症患者はマスクをつけることを忘れがちなので、家族がサージカルマスクをしっかりと付けておくのがベストです。
ぬれマスク
自分の部屋で療養している時にはサージカルマスクではなく、のどの加湿ができるぬれマスクが役に立ちました。
祖母宅には加湿器がなかったので、ぬれマスクがあって助かりました。
快適ガードののど潤いぬれマスクは少し立体的な形になっているので息がしやすく、15枚入りのものがネットで購入できてコスパが良かったです。
一方、小林製薬ののどぬ~るぬれマスクは専用フィルターの厚みがあり、長時間フィルターを取り替えなくてもよかったので便利でした。
ぬれマスクは用途や好みで使い分けるのがいいと思います。
ちなみに、ぬれマスクがなくなった場合は、応急処置として乾燥した専用フィルターに水をかけて使うこともできました。
のどぬ~るスプレーB
正直、のどぬ~るスプレーBの効果には半信半疑でしたが、使ってみると喉の不快感が少し和らいだ気がしました。
味に独特な風味があるので、好みは分かれるかもしれません。
たたかうマヌカハニーののど飴
たたかうマヌカハニーののど飴ははちみつの味が濃厚で、とても美味しかったです。
咳が出た時でも、この飴をなめることで気分が良くなって、療養中の楽しみになりました。
私にとっては今年買ってよかったものランキングの現在一位です!
龍角散ダイレクトトローチマンゴー
龍角散はまずいという噂を聞いて敬遠していましたが、マンゴー味のトローチは想像以上に食べやすい味で、喉の痛みが和らいだと感じました。
龍角散の粉が苦手な人でも、マンゴー味のトローチはおすすめです。
病院を受診してからは、病院で処方された喉の痛み止めの薬を飲みました。
ミニサイズのうがい薬
祖母宅の洗面台を頻繁に消毒するのが大変だったので、持ち運びしやすいミニサイズのうがい薬が便利でした。
うがい薬を使わない際は、プラスチックコップと一緒に自分の部屋に置いていました。
共用の洗面所でうがいをする際は、感染リスクを避けるためにうがい薬とコップを持ち歩いて使用しました。
ちなみに、私はコルゲンコーワのうがいぐすり マイルドタイプが喉に刺激がなく、味がほとんどしないのでお気に入りです。
透明タイプなので、服に散っても汚れる心配がないのがいいです。
鼻のケアグッズ
鼻うがい
鼻うがいの水を自分で作るのは手間がかかるので、ハナノアを使っていました。
ハナノアの鼻から出すタイプは初心者でも簡単に使えて、特に高熱で体がしんどい時でも手軽に使える点が助かりました。
鼻セレブのティッシュ
鼻をかみすぎて鼻の下が痛くなってしまったので、柔らかい鼻セレブのティッシュがあったらよかったなと感じました。
汗のケアグッズ
ボディシート
高熱が出て汗をかいているのにお風呂に入れない時には、ボディシートで体を拭くとすっきりします。
ベビーパウダー
汗で体がベタついて気持ちが悪く感じる時には、ベビーパウダーを塗ると快適に過ごせました。
資生堂のベビーパウダーはプレスドタイプなので、粉が舞い上がらずに使いやすかったです。
あせもクリーム
汗をかきすぎてあせもができた時に、あせもクリームが役に立ちました。
また、コロナ罹患中のストレスでじんましんができた時にも、すぐにケアができました。
暑さ対策グッズ
熱さまひんやり やわらかアイス枕
発熱時には熱さまひんやり やわらかアイス枕を使って体を冷やすことで快適に過ごせました。
ハンディファン
祖母の一人暮らしの家に3人分の扇風機はなかったので、発熱時にハンディファンで風を送りました。
自分の家ではない場所で長期間過ごす時には、エアコンや扇風機の台数をチェックしないと、熱中症でダウンしてしまう可能性もあると感じました。
食事
カロリーメイトのゼリー、inゼリー
食欲がない時でも、カロリーメイトのゼリーやinゼリーは手軽に栄養を取ることができて助かりました。
ベッドで寝たままでも食事が取れて良かったです。
特に祖母は入れ歯を入れるのが難しかったので、この2つが頼りになりました。
OS‐1アップル風味
普通のOS‐1は塩辛くて飲みづらいですが、アップル風味は甘さが程よかったです。
体調が悪い時の水分補給にいいと思います。
焼きおにぎり
祖母も美味しいと言っていた焼きおにぎりは、ご飯を炊く手間が省けて便利でした。
特にニッスイの焼きおにぎりは、コロナで味覚や嗅覚が鈍っていても醤油の味がしっかりしていて食べやすかったです。
関西だししょうゆ味の方は少し味が薄めなので、2種類買って食べ比べるのも楽しいです。
また、パックのご飯よりも、体調に合わせて焼きおにぎりでご飯の量を調整できるのも便利です。
柔らかいご飯が食べたい時には、お湯をかけてお茶漬けにもできました。
クーリッシュ
熱が出て体が暑い時には、クーリッシュで体を冷やした後、ベッドで横になったまま食べることができて良かったです。
野菜ジュース
野菜不足になりがちな療養中、ミニサイズの紙パックの野菜ジュースは手軽で飲みやすく、洗い物も少なくて済みました。
冷凍枝豆
冷凍枝豆は調理不要で、手軽に食べられる野菜なのでとても便利でした。
調理しなくてもいい果物
シャインマスカットや巨峰、バナナ、みかんなど調理しなくてもいい果物は気軽に食べられ、栄養補給にもピッタリでした。
除菌グッズ
アルコールティッシュ
祖母が触ったところをこまめに拭くために、アルコールティッシュを使って消毒していました。
私もコロナにかかってしまってからは、家族にうつさないよう、自分が使ったところも拭きました。
泡タイプのハンドソープ
何度も手を洗うので、泡立てずに済む泡ハンドソープが楽でした。
感染を防ぐために、容器を直接触らずに済む自動で出る泡ハンドソープを購入するか迷いましたが、認知症の祖母には難しいと感じたのでポンプ式にしました。
ハンドクリーム
手荒れ対策としてハンドクリームも必需品です。
ちなみに、無印良品のハンドクリームがベタつかず、ちょうど良かったです。
その他
ミニサイズの洗面用具
旅行用のミニ洗顔料やシャンプー、歯磨き粉などをそれぞれ準備して、自分の部屋から洗面所やバスルームに持っていくと、共用を避けることができて感染リスクを下げられました。
ちなみに、洗濯物もそれぞれが洗濯して、自室に干しました。
エコバッグ、ビニール袋
自分の洗面用品やタオル、アルコールティッシュを持ち歩くのが大変なので、エコバッグやビニール袋があると便利です。
私はShupattoのエコバッグに荷物を入れて持ち運びました。
お薬カレンダー
高齢者は普段から飲んでいる薬の量が多い上、 コロナの治療薬も合わせたら薬の管理がとても大変なので、お薬カレンダーがあると服薬管理がしやすいです。
お薬カレンダーを選ぶ際のポイントは、薬を入れる部分が大きいことと文字が大きいことです。
耳栓
高齢者と一緒に住むとテレビの音がとても大きいので、体調が悪くて寝たいのに、テレビの音が大きくて眠れない時に耳栓は必要です。
ちなみに、私はMOLDEXの耳栓を使っていました。
娯楽グッズ
熱が下がってからは、家族から本を差し入れてもらい、読書を楽しみました。
また、祖母宅にはWi-Fi環境がなく、私のいた部屋にはテレビさえなかったので、esimのデータ通信専用プランで即時開通できる楽天モバイルを契約しました。
娯楽系のグッズはメンタルケアにかなり役に立ったので、通信手段の確保と自分の好きな娯楽を準備するのがおすすめです。
まとめ
この記事では、認知症の祖母がコロナに感染し、私も感染した時に役に立ったグッズを紹介しました。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。