12月はついつい1年を振り返ってしまいたくなる
障害のある方々と接する様になって
3回目の冬になりました。
1年目は重度の身体障害の方々と過ごし
基本的な介助だったり
生まれつきの障害、
事故や病気などの中途障害の方など
色んな方と話す中で
どこか私の中で
『障害がある』と言う意識や考えが変わった気が
します
今まで私が知っている障害のある方って
パラリンピックで活躍している人だったり
募金TV番組で何か一生懸命な方ばかりで
本当に私はおバカなので
「そうかー」と思っていた心が
仕事3日目にして叩き壊されたのが懐かしいのですよ( ´ ▽ ` )
実際は皆さんとても人間臭く生きていらっしゃいます。
2年目からは
どちらかというと知的、発達、精神の方と
関わる事が日常で
身体的な介助は全く無いものの
これまたおバカな私は
飛び抜けた独創力やアーティスティックな人ばかりがメディアに取り上げられていて
「そうかーそうかー」と思っていましたが、
この心も1週間も保てなかったです( ´ ▽ ` )
実際の皆さんは
これまたとても人間臭く生きていらっしゃいます。
これって
ご本人達も意識されている部分があるのですが、
ごくごく一部のスポットライトが当たってる人が
発達障害ってそうだ、と取り上げられる。
知的障害ってこうなんだと
秀でて何かに特化してキラキラしている。
『では何故、自分はそうじゃ無いんだろう』と
そう思って凹んでしまうと
ある方は話してくれました。
それって
私と大谷翔平氏を比べられている様なもので
『いやいや、無い無い・・・・💦』ですが
障害の中にはある様に感じます。
12月はそれでなくとも
人は『この1年を振り返って自分が何を成したか、成していないか』と
考えたくなります。
精神の方、
発達障害の方々と毎日関わりますと言うと
『大変でしょう』と言われる時があります。
最初はとても不思議でした。
大変って何が?と。
確かにビックリする様な言動に遭遇する時も
ありますが、
それって支援する方が
その人の
『そうなってしまうトリガーを見落としている』
だけに過ぎません。
障害の方に問題は無いのです。
暴れる、とか
フリーズしてしまう、とか
そうなるきっかけを最初から排除しておけば
良い話で。
でも、それを学校だったり
企業だったり
コミュニティに求めるのは確かに
難しいと思います。
以前、多様性について書きましたが
まだ日本は整備途中。
そこにはまだまだ制度も学びも追いついていない
現状があります。
せめて施設を利用している今
トリガーとなる事を沢山見つけて、就職先に繋げたい。
そして家庭、地域、社会に繋がる様に
1人1人のトリガーを探す毎日です。
探している私自身が、
自分のトリガーに気が付かない事も
未だにあります。
これは大丈夫だろうと思っていた事が駄目だったりして
結果的に周りに迷惑をかける。
そんな事も2021年は沢山ありました。
仕事だけでなく、子ども達との接し方の中でも
「あー、そうじゃなかったかー」と思い返す事も多いです。
人って振り返ると
自分のダメなところばかり見てしまいますね。
それもまた勿体無いことで。
あちゃーと思う事と同じくらい
今年も自分が成長したなと思うところを
認めてあげたい。
christmasって
実はオランダ姓の彼は手放しで好きって言う人
ではありませんでした。
少し歳の離れた兄は結婚して家庭を持ち、
家を持ち、父と同じ職業に就いて
成功している。
双子の妹も家庭を持ち
ささやかながらも幸せを築いている。
彼だけが独り身で
フリーランスでしたので
何か家族が集まるぞと言う時には
『父は私を恥だと思っていないだろうか』と
そんな事で憂鬱になる人でした。
『貴方の存在で家族は幸せなんだから』
そう言うと
『何も知らないくせに』と言われました。
知らないからこそ言える事を
私が言わなきゃ誰が言うんだよ!と思ったけど。
あの大家族で過ごしたchristmasが
とてもとても遠くて懐かしい。
そんな気持ちになります。
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