時には1人になりたいって思う事は悪だと思い込んでいた。
子ども達がいることで
自分の存在価値を確認する事ができた
私ですが
それでも時々、無性に1人になりたいと
思う時がありました。
妊娠中から重症悪阻で入退院を繰り返し
点滴痛の為に
人の何倍も時間はかかるし
それでいて当時からワンオペだし。
子ども達がいる事で
嬉しい事も
楽しい事も
何倍にも大きくなるのだけれど
それでもふと
1人になって『私』だけになりたいと
夜中にこっそり泣いた時も
幾度となくあります。
上を未就園児から幼稚園預け、
下が一歳になってからフルタイム勤務。
子ども達が少しずつ手を離れていっても
その代わりに仕事が増えていくだけで
『私』の時間はどこにあるのだろうと
そもそも子どもがいるのに
1人で育てているのに
1人になりたいと思う事は
悪では無いのかと
ネグレクトと聞くとビクビクしたり
罪の意識にも苛まれたりして
願う事さえ罪の様な気持ちでした。
仕事の帰りに
コンビニに寄ってコーヒーを飲む
その車内だけが『私』の時間。
それすらも何だか心苦しかった。
そんな頃を懐かしく思い出しました。
トイレのドアを閉めて用を足したいなぁとか
お風呂も湯船に浸かりたいなぁとか
好きな時間に寝たいなぁとか
1人の時には当たり前だった事すら
出来なくなって
我慢する事が
母親だと思っていた。
トイレのドア全開でも
何も躊躇なく用を足せたのは
子育てあるあるだと思いますが( ´ ▽ ` )
子ども達が大きくなるにつれて
段々と、それらの願いは
私の日常に戻ってきたし
映画が観に行きたい！とか
お茶行きたい！とか
それも私の我儘で
2人が小さな頃から、とっとと連れ回して
来ました。
あんだけ辛い辛いと思っていた時代も
結構自由にやってたんだなと
今だから思えるのかも知れません。
母親ばかりが子どもをみるのは
もう時代が違うのですけれどね。
ワンオペの我が家は仕方がありませんでした。
今年、初詣は少しドライブして
県内を出ずに少な目の場所を選びました。
1月3日に行ったのに閑散💦
私たち以外に、チラホラ参拝客の方々を
お見かけするくらいでした。
ここは数年前の水害と台風の被害を
がっつり受けてしまった神社です。
その為、建て直しがされているのですが
その為の募金も兼ねて
御守りが1つ1000円。
少し高めですが、
調停離婚前に参拝した時の御礼も兼ねて
それぞれに御守りを買いました。
あの時はありがとうございました。
無事に4年間、幸せな日々を送っています。
1人になりたいと思っていた時は
子ども達の存在云々でなく
ただ
自分の時間が欲しかっただけなのだと思います。
こうやって好きな時間にコーヒーを飲んで
本を読んで
トイレのドアも閉めて・・・
1人で湯船に浸かっていると
3人でワイワイ入っていた時間が懐かしく
思います。
結局いつまでも無いものねだり。
人って欲深いなぁと反省してます。
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