八四六

自分ではない人みんな偉い

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vaper wave

子供ころ聴いたことあるような音を垂れ流す生活は、きっといつかガンに効くと思う。 予測していたはずのことなのに、いざそれが起こると、体の内側が、臓器とか骨とか、それらの隙間隙間に埋め込まれた感情が起伏して波打つ。 ある程度鬱々しく、清々しい。 昔だったら、この重力がもっと強くて、膝から崩れ落ちただろう。 もういいよそういうこと ウザすぎる、自分が。結局なにか衝動的にこうやって文字を打ったりしてる。 あーきもきも 肝が冷えるわ 男性器の幼児語でも書いてやろうかなあああ¥

    • HP

      確かに間違ってない。 笑う回数を減らしたのも、あらゆる動作をゆっくりにしたのも、わざと私の内側を見せないようにしているのも、隠された無根拠で曖昧な真実を証明するため。 すべては軸を基準として、周回軌道上を規則正しく動き続けさせる。 ガタガタだった軌道は修正されていく。きっと昔よりもきれいに周る。 愛を溢したくないから。きっとあと少しなんだ。 確かに辛い。 けど、確かめたい。 私はその失敗を、いつもその腕で優しく体へ抱え込む。 後悔が、その恐怖が、根強く残る。 それももう

      • 塵シャワー

        それは、遠い遠い雲と空だった。 闇雲というけれど、僕はその闇でもがくことに思考を挟むことにしたのだ。  ゼロをイチにすることがとても苦手だった。これはわかりやすい比喩として、「歩く」とか「しゃがむ」とか「跳ねる」とか、確かに大袈裟かもしれないけれど、そういう前提さえすぐにできなかった。大体皆はそれを聞いた途端、片脚を前に動かし、踏み込み、またもう片方の脚でそれをこなし、たちまち繰り返した。いつの間に、誰に教わったのだろう。皆が皆同じような動きを当たり前のようにして見せた。