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【競馬】「86連敗」を止めた強烈な末脚、レッジャードロは藤田菜七子とクラシック参戦なるか
昨年11月8日以来、しばらく勝ち星から遠ざかっていた藤田菜七子。連敗を「86」でストップさせる21年初勝利は、なかなか強烈なインパクトを残すものとなった。先週土曜の中山5R新馬戦。単勝2番人気の支持を集めたレッジャードロで、大外一気の末脚で差し切り勝ちを収めた。
ゲートが遅く、なおかつ発馬直後に寄られ最後方まで下がってのスタート。バックストレッチから3角にかけても外をのんびり追走していたのだが、鞍上が少し促すとスムーズに加速を開始。多少の距離ロスなどお構いなしに4角も大外を回ると、あれよあれよと前との差を詰めゴール前は粘り込みを図るベルピエースを楽に捕らえきった。
上がり3Fは33.9秒。今の荒れた中山の馬場では衝撃的と言っていい数字だし、このレースで2番目に早かったインディペンデント(4着)との差が1.3秒もあるのも尋常じゃない。2着馬が4角先頭から粘り込んだように、先行馬総崩れの展開に乗じたわけでもない。
レッジャードロは父ドゥラメンテ、母ブルーグラスチャッター。「本当にいい脚で伸びてくれました。うまく乗れませんでしたが、今日は能力の高さで勝たせてもらいました」と藤田菜騎手。#レッジャードロ の3歳新馬 2021年1月9日中山5R
— 競馬ブックネットSHOP (@keibabookshop) January 9, 2021
騎手:#藤田菜七子 生産者:#オリオンファーム(日高)#競馬 #keiba pic.twitter.com/IN4atdciJr
もしかしたら相当な能力の持ち主かもしれぬ。
ただ、次も同じようなパフォーマンスを発揮できるかは微妙。馬群には全く入れなかったし、直線でも内にササり気味なフットワークで気性面も若さ全開。そもそも相手のレベルにも疑問符がつくし、連勝でスター街道まっしぐら!を夢見るとガッカリさせられるかも。
それでもロマンは尽きない。もし藤田菜七子がデビュー戦から手綱を取るパートナーと共に実績を積み重ね、桜花賞やオークスに駒を進められたら..もう大変な盛り上がりよ。そんな想像をさせてくれるだけのポテンシャルがレッジャードロには備わっている。