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【3-41】時代おくれと自覚して(~1007日目)

ガタがくる

先週は、お祭りやらなんやかんやで、身体を動かすことが多かった。
今週は、ひたすら木工制作に専念していた。

一日中どかっと座る

納期差し迫り、およそ間に合う目途は立ったけれど、春になる前にやりたいことも山積みなので、なるべく早めに完成させてしまいたい。
そんなわけで黙々と作業をしている。
ほぼ人に会わずに作業をしていると、声が出なくなる。
やすりがけの影響で、指先の皮が剥けてきたり、指先がこわばって痛い。
身体を動かさずに座りっぱなしなので、股関節が痛くなり何故か膝も痛い。

「若いころは」なんてセリフを吐くのは、100年早いと思っていたけれど、どうやらあちこちガタが来ているのは認めよう。
トップアスリートになろうと思っているわけではないけれど、身体が動かなくなっているのは着々と増えていくウエイトのせいでもあるので、来年の目標は動ける身体作りをする。
って、目標を来年に設定している時点で、まだやる気の神さまは降臨していないな…。

お遊び…じゃなくて

Netflix

先日友人が「どうしても地面師たちを見てくれ」と、Netflix代として1000円札を手渡された。
キャッシュレス決済が進む世の中で、サブスクリプション代を現金支給するシュール。
とか言いつつ、同じ金額なのに現金に重みを感じてしまうんだから、どうやら私も古い人間のようで。
とにかくその場で即登録することにした。

昭和生まれで、子どもの頃自由にテレビを見せてもらえず、ドリフやひょうきん族を見ている子が最先端に見えてうらやましかった。
そんな私にとって、誰もが手元のスマホで自由に動画や映像作品を見られる世の中になっても、テレビっていうのはやはり最強で、あこがれの存在だった。
実際に、テレビを見てもあんまりおもしろい事やってないな~と思うようになって、そこまでテレビを見なくなっても、それでもまだテレビ黄金期に感じた憧れみたいなものは染みついていた。

Netflixでやっている「地面師たち」「サンクチュアリ」「極悪女王」「浅草キッド」etc.
見てみたいな~と思う作品は数あれど、スイッチ一つで見られるテレビと違って、たとえ数百円でもお金を払わないと見られないものに対するハードルはそれなりに高かった。

がしかしだ。
めちゃくちゃ面白いじゃないか!!
今のテレビでやっているドラマが、誰に向けて作品作りしているんだろうと感じてしまうくらいに。

たかが、テレビ。
たかが、Netflix。
ではなくて ”たかが” と思ってなにげなく過ごしている日常は、あっという間に大きな渦の中に飲み込まれてしまう。
大げさではなくて、時代が変わっているんだという衝撃。

なんでも先端が良いとは思わないけれど、自分がどこに立っているのかはわかっていたいよなとは思う。
どこに立っているのかを分かっている時代遅れがいい。

冬仕事

いよいよ耳も鼻もキーンとなる寒さ。

土間は寒い

ミツバチたちも、おひさまが出ている時にコソコソ飛び出す程度。
巣箱を開けて確認したいけれど、生きているのがわかるのでグッと我慢。

寒いもんね

ゆずやレモンを頂いたので、塩ゆず塩レモンの仕込み。
干し芋干し柿もそうだけど、一人暮らしだと頂いた食材を無駄にしたくない一心で、様々な保存食を覚えるようになる。
以前は、賞味期限ばかり気にしていたけれど、最近は自分の「鼻」と「舌」が前よりも敏感になった気がする。

魔女感

くるみ割りもしようと思っているけれど、なんせ指が痛くて今は無理。
まあそのうちやるべ。

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