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【3-43】3年目振り返り(~1021日目)

小鹿野町に3年

今年も早いもので…と、毎年言っている。
今自分がいる今より前のことは、ぎゅぎゅっとダイジェスト版のように記憶してしまうようだ。 

それにしてもあっという間。
小鹿野町に来てから、まる3年。
石の上にも小鹿野町にも3年。

車に積んだ水も凍る

中学も高校も、入学してから卒業するまで、もっとたっぷり時間があって、一日が今よりもずっと長かった。
今は過去のどの地点よりも、直近の3年間が過ぎていくのがあっという間に感じる。
年齢を重ねると時間の経過を早く感じるようになるというのは本当のことで、どうやら一日の中でできることまで、少なくなっている気もしていて、時間自体は変わらないんだから、もっとできることもあるだろうに…。
なんて、ちょっとぼーっとしていたら、一時間なんてあっという間に過ぎてしまって、なんだか時間詐欺にあっているような。

養蜂振り返り

さてさて。
今年は、2年目までに学んだことをおさらいしながら、養蜂で生計を立てていくことをイメージして過ごしていた。
協力隊も今年度いっぱい、来年の3月までが任期なので、そのあとは自分で生計を立てていかなくてはならない。
今持っている群だけでは、生計を立てることはできないけれど、目標とする群を飼育したり、販売をしているイメージを持ちながら動いていた。

ミツバチと共に

暦の上では1月始まりだけど、養蜂としては4月始まりの感覚。
なので、今の時期を含め今年はまだ途中。
来年の3月ごろのミツバチの様子で、今年の成果を見ることができる。
冬を越え、春にちゃんと立ち上がる群に仕立てることができたかどうか。

今はただ、じっとミツバチ達が頑張ってくれることを願うのみ。

出てきた

山の幸

今年は胡桃があまり採れなかった。
けど、大切に頂く。

種だけにして干しておいたものを、一晩水につける。
フライパン(捨ててもいいやつ)で乾煎りすると、パカッと口が開いてくるので、そこに金物の板を差し込んでテコの原理で開いて中の身を取り出す。

半分に割れる
ホジホジする

まあ時間も手間もかかる。
だけど、鬼胡桃ってうまいのよ。
輸入くるみって少し油っこい感じだけど、あまり油っこくないのでそのままでも食べやすい。
香りもすごく良いので、擦ってお餅につけたり、そばの汁に入れても美味。
ただし、手間がかかる(しつこい)

今年は配れるほどの量が採れなくて残念だったけど、毎年の楽しみ。

物価が上がりまくって、スーパーで買い物するときも、ひとつずつ値段を確認せずに、必要なものを適当に買い物かごに突っ込んダリすると、会計の時二度見したくなるような金額だったりして。
金額だけの問題じゃないけれど、米や野菜を分けてくださる人たちに感謝しかない。
そして、山に生える山菜。
昔の人が植えてくれた胡桃やゆずや柿。
巡り巡って、たくさんの人に助けられ支えられている。

来年も…

今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。

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