【2-38】誰にでもできるけど誰にでもできないこと(~619日目)
週末から寒くなるぞ!寒くなるぞ!と天気予報が脅しをかけてくるけれど、日中は上着がいらないくらいの陽気で、つい気を抜きそうになる。
とはいえ、朝起きて窓を開ければ車のフロントガラスはしっかり凍っているし、道端の草や植え込みは白く霜げているのだから、油断は禁物。
スタッドレスタイヤ
タイヤをスタッドレスに変える。
いつもお世話になっている車屋さん、社長も従業員さんも気さくで心強い。
車が無くては生活できないからこそ、身体のメンテナンスと同じくらいかそれ以上に車のメンテナンスをお願いできるところがあるかは、大げさではなくて生死にかかわるんじゃないか。
先日、高速に乗っていたとき、今まさに事故か故障したばかりホヤホヤらしき車が止まっていて、周囲に色々散らばっていたんだけど、避けきれずに何かを踏んでしまった。
そのあと問題なく走ることができたのだが、目的地に到着した後パンクしていることが判明した。
その場でバーストすることが無かったのは幸い。
とはいえ、このままにしておくわけにはいかないので、20年以上前に自分でタイヤの交換をしたことを思い出しながら、車の荷台に積んである道具でスペアタイヤに交換しようと試みる。
「バキッ」と聞こえちゃいけない音を立てて何かの部品がすっ飛ばし、挙句たまたま通りかかったご近所さんに助けていただき、なんとかかんとか空気の抜けたスペアタイヤに変えて一番近くのガソリンスタンドまでソロリソロリと向かう羽目に。
結局、新品のタイヤに変えたけど「他のタイヤも~」なんて営業されて「いやいや去年新品に変えたばかりのタイヤなんだぞ!」と心の中で悪態をつきつつ丁寧にお断りした。
そんなこんなすったもんだあって、いつもお安く対応してくれて、安心安全の車屋さん、いつもありがとうございますの気持ちが高まった。
二回目の冬越し
ミツバチ達の冬越しは二回目。
冬越しをするのは二回目だけど、今年の冬を体験するのは初めて。
毎年同じ気温、気候ではないので、その年に合わせて対策をしていかなくてはならない。
あっという間に過ぎ去ってしまった秋。
去年は、紅葉が真っ赤に色づいて、遠くの山も赤や黄色が色鮮やかに入り混じって、本当に美しかった。
今年だって、相変わらず山の紅葉は美しいけれど、比較する対象があったからか、去年に比べると枯れてしまったような茶色の葉が少し悲しかった。
今年は、春も夏も去年に比べて気温が高かった。
今はまだ、去年と比べることしかできないけど、毎年毎年繰り返していくことができれば、わかってくることもあるだろう。
夏がしつこく粘ったのか、秋の足が速すぎるのか、冬の追い込みが早すぎるのかはわからないけれど、冬を越えるための準備を粛々と進める。
それにしても、オオスズメバチの襲来が止まらない。
来年同じ状況になるかはわからないけど、この経験を蓄積しておこう。
冬の食べもの
さつまいもを干し芋にしたり、柿を干して干し柿にしたり。
干して置いた胡桃を割って、実を取り出したり。
味噌や梅干しや白菜の漬物や。
近所のあちこちに、柿が吊るされている。
私は柿は食べるものの、それほど好物ではないので、自分では作らないけど、干してある風景は好きだ。
干し柿は作らないけど、干し芋は作る。
サツマイモは寒さに弱く、そのまま置いておくと凍って腐ってしまう。
火を入れて干し芋にすれば凍っても食べられるから、昔の人は冬の間に食べられるように干し芋にしたのかしら。
そもそも、暖かい土地で作られていたものだから、保存のためにわざわざ作らないか…
色々思いを馳せつつ、美味いし好きだから作る。
大きめのさつまいも3本を蒸かす。
干すまでに1本分つまみ食い。
干しながらさらに半分。
干すところにたどり着ける芋は全体の半分しかない。
2日も置いておけば、ねっとりと最高の出来栄えになる。
最高の状態になる前に、ほぼ食べつくしてしまうのだけど。
継続すること
前回のブログの投稿で100本目だったので、今回は101回目。
今からどれだけ鍛えても大谷選手のように世界で活躍するのは不可能だし、どれだけ努力しても藤井聡太さんのように将棋を打つことはできないし、願っても努力しても、どうにもならないことはたくさんあるけど、続けることはできる。
できるけど、とても難しい。
養蜂は継続中ではあるけれど、今までに一度始めたことで辞めずに続けていることは、一つもない。
今まで生き続けてはいるから、それだけでじゅうぶんと思わなくはないくらいの甘さでここまで来てしまっているとも言えなくもないけれど…。
そんなわけで、このブログいつまで続くかはわからないけれど、できるだけ続けていこうと思います。
去年の今頃何をしていたのかを振り返りつつ。
※去年の今頃の記事→【37】11/21~11/25 冬越しの準備|はちみつ屋こっち (note.com)