家族や仕事と同じぐらい自分のケアを大切にしよう。
ここ1ヵ月、体調が悪い・・。
まずは右目がぼやけ始めて、視力が落ちた。左腕が痛み、力が入らない。
気力も集中力も維持できなくなってぼーっとする時間が増えている。
さらに、なにかを始めても途中で固まることがあったり、いつものルーチンなのに迷って考えこんだり、無駄な動きがとにかく多い。
紛れもない加齢による機能低下だろう。
40代50代のころは「年はとりたくないものだ」などと冗談交じりに言っていたけど、それとはあきらかに違う。
何か特別なことをする場面で加齢を感じることはあったが、だまっているだけで気力、体調の変化を感じたのは初めてです。
戦闘力100%ではなく、今は30%~40%というところだ。
(もともと100%もたいしたことはないのですが・・・)
加齢による体力低下は避けては通れないし個人差もあるとはいえ、もう少し注意していればこれほど急にはこないのではないかと思うような状態。
心当たりがあるとすれば、勤めているときに朝食を食べないで会社へ行き昼食を食べそこなったりしていた。とにかく勤めの後半10年以上は昼食抜きはあたりまえがずっと続いていた。
当然、体力はなくなり日々つらくなるので、力を取り戻そうと夜にドカ食いをしてしまう。そして朝に動きが鈍くなり時間を短縮するために朝食を抜くという悪循環を繰り返す。
30代後半から母親の介護もあり、仕事の時間や睡眠時間の確保に苦労したこともあるけれど、人生の後半戦を考えればもう少し自分のケアに力を入れるべきだったといまは後悔しています。
60歳になった今、むちゃが後になって響いてきた・・なんとしても食事はきちんとするべきだった。自分のケアを考えるべきだった。「若いから大丈夫」は年を取ってからリスクを負うことになる。
あの頃、もう少し弱音をはいてもよかったのではないか?と思います。仕事や人に気を使い無理をしてプライドを守っても何が残るわけもない。自分のケアを少しでも気にかけていれば、今よりも健康の伸びしろはあったと思えいます。
今を生きるは明日を生きるなんだということを今更ながら実感する。食事を抜いたり無理をすれば自分自身を疲弊させ、仕事でミスをすることも多くなる。
たしかにベストの体調でもミスはするけれど体調がベストでないときのミスは気持ちに大きく影響する。「何でこんなことを!」というミスが多いし、明らかに集中力が落ちていたと自覚があるからです。
みなさんは仕事をしている今、無理をしていませんか?大切な仕事や自分のやりたいことするために食事や睡眠をけずったりしていませんか?
まあ、たまには責任感や熱意で食事や睡眠時間をけずることがあってもしかたないかもしれません。
でもこれからの時代はとくに仕事と同じぐらい自分のケアも考えた方が良いです。少ししか食事の時間がないならせめて栄養のバランスの良いものを選んだり、体調が悪ければ無理はしないとか・・。
多様性の時代になり、働き方も人の価値観や評価も変わると聞きます。AIが進化して定型業務はAIに移行するなどの話もあるようですが、煽られすぎて人が人を気にすることが少なくなっていくように感じます。
自分のケアは仕事や家族と同じぐらい考えておかないと誰も気にしてくれません。仕事の結果は評価してもらえますが、無理や苦痛は評価してくれないんです。
若い時は「背水の陣」だなんて考えながら、自分を追い込んで食事を抜いても気にしないという考えでした。でもそれは自分のケアができないことの言い訳でしかありません。
今は機能低下に体がなれた?感じですが、健康のケアをしていなかった自分への反省になりました。
母を介護している私には焦り以外のなにものでもありません・・・。
みなさんは大丈夫でしょうか?自分の健康のケアは意識して継続しないといけないのだと本当に思うのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。