「あーぁ、一週間が始まってしまった」と過ごすか、楽しもうとする努力をするか
「あーぁ、朝が来てしまった」
「あーぁ、一週間が始まってしまった」
ものすごく久しぶりにそんなふうに思った週明け月曜日。
毎週毎週ウキウキルンルンキャピキャピとした週明けを迎えているわけではないけれど、こんな重たい週明けは久しぶりだった。
でもどんな週明けを迎えようと一週間はスタートするわけで。
こんな気持ちのままレッツゴーだなんて、まっぴらごめんだ。
だから私は”楽しもうとする努力”をした。
朝目覚めてまずは何も考えずにストレッチをする。
大好きなYouTubeチャンネルのストレッチだ。
動画が終わる頃にはガチガチだった身体がほぐれ、気持ちも幾分ゆるまった。
そして顔を洗った後は朝食作り。
こんな日は自分が食べたいものを作ろう。
そうだ、週末、畑で採った野菜を使おう。
ズッキーニ、トマト、あとは冷蔵庫にあるベーコンとたまごで炒め物。
このレシピは以前住んでたアパートのご近所のお母さんが教えてくれた。
元気かなぁ、会いたいなぁ。
そんなことを思っていたら、自然とあの頃のご近所さんとの朝のあいさつを思い出して頬がゆるむ。
そのあと、最近買ったお気に入りのワンピースに着替える。
触り心地もよくて、シルエットも好き、もちろん柄もお気に入り。
ここまでくると"いつもの調子"になっていた。
夫と並んで朝食を食べながら、久しぶりに「あーぁって思った週明け」という話をした。
そしたら彼は『俺なんて、あーぁ今日も会社かって思ってることの方が多いよ』と言った。
よっしゃー!!と勢いのある朝は少なそうだなぁと思ってはいたが、それはなんてしんどいことだろう。
書き連ねてみると、いつもと変わらない朝の行動。
だけれど、その中に好きとかお気に入りとかを少しまぶすだけでいつもの行動が、”楽しもうとする努力”になる。
そしてそれは、「あぁ今日も一日がんばったな」とフッと口元が緩まる一日の最後につながる気がする。