0.5秒の"気遣い"で文章はカイゼンできる!基礎文法をおざなりにしちゃあかん。
間宮です。(@mamimumail8)
メルマガに書こうかな…と思ったけど時間が過ぎてしまったので(笑)今日はnoteに先に書いてみますかね。
※以前にも軽く、Twitterでつぶやきましたん。
これまで、メルマガやステップメールの添削を何度も受けてきたのだけど、、中身をチェックする以前にすんごく気になってしまう部分がある。一般的にみたら、「別に…」と思うのかもしれないが、職業柄、非常に気になって気になって仕方がない。
例えば、、
・「~たり」を1回しか使っていない、繰り返せ~
・「御覧ください」⇒「ご覧ください」の方が読みやすくない?
・突然、主旨の違う文章のカタマリ(接続詞がほしい~~!)
・「もし~」ときたら「~ならば」でしょ?
・「!」「!!」「?」「??」…使いすぎぃぃ!
など。
SNSのように気軽な投稿だとあまり気にしないけど、ビジネスということを考えると、「これって、どうなのよ~~」なんて、敏感になってしまい、無性にムズムズしてしまう。
よく、"刺さる"言葉を使いたい、"心を動かす"文章を書きたい、と相談を受けたり、耳にしたりすることがある。きっとそれは、どこかエモーショナルな文章だったり、「それは納得!」と思わせるような伝え方だったり、クスッと笑いをもたらす語彙だったり…そういったものを知りたいということなのだろう。
だけど、個人的には、それを聴くのはまずはベースとなる文法を学んでからにしません?カイゼンはそこからっしょ! と思ってしまう。いわゆる、小学校高学年~大学受験までに学ぶ、国語の基礎文法だ。
「主語」「述語」「接続詞」「助詞」「助動詞」「文節」…、学生時代の私も、得意だったわけではなく、正直"小難しくてやってられん!"と正直思っていた(笑)しかし、これがキチンとできているからこそ、論理的、かつ筋の通る文章が書けるのだと思っている。
実は、大学時代に学習塾でアルバイトをしていたことがあり、模試の採点をするときに100字ほどの小論文を添削したことがあった。その時に気づいたのが、上位クラスの子たちは、平均的に読みやすい文章を書いてくる、ということ。語彙の量は人それぞれまちまちだが、特別難しい言葉を知らなくても、ちゃんと文章のつなぎめ(接続詞)が適切に使えていれば、普通に読めるし理解もできる。
対して、下位クラスの子たちは、そもそも文章を2~3行書くのが精いっぱいだったり、支離滅裂だったり、、、とにかく読みづらくてどこからアドバイスしたらいいんだ? と悩んだ記憶が…(泣)
分かりやすい例として、塾バイト時代の話を上げたが、学力が文章力に比例するというのは、あながち間違いではないと思う。(もちろん、学歴や職歴に関係なく、文章力は磨けるのでその点は安心してほしい!)
改めて振り返ってみても、最大の理由は基礎文法だ。文章の骨組みをつかさどる、文法がダメダメだと、メインメッセージが分かりづらく、文章が崩壊してしまう。
SNSでもブログでも、文章のベースは基礎文法、「守破離」の「守」。文章がヘタクソだなぁ…と思ってしまう人って、この「守」が出来てない人が多い。他にも要因はいろいろあるけど、まずはそこからでしょ? って思う。
こう書くと、「イチから国語を学ばないといけないのでしょうか?」と、不安に思う人もいるかもしれないが、大丈夫。大学受験レベルまでは不要なので、まずは小中学生レベルのところをおさらいするだけでも、やってみてはどうだろうか?
例えば、公文のドリルとか。
通販だったらコッソリ買えるので、もし今日の話を読んでみて「文法弱いかも…」と思ったら、ぜひ購入して勉強してみてほしい。
また、教材を買わなくてももっとカンタンに、自分の書いた文章が文法的におかしくないか? チェックできる方法がある。
ワードの文章で、たまに言葉のしたに細かい波線が入ってるのを見たことがあるだろうか?
こんなのふうに。↓↓
この青い波線が入っているところを、右クリックして「文字校正」をポチッとして見ると、、
このように出てくる。久しぶりに見てみたけど、最新のバージョンの方が、説明が読みやすいな…
他にもこんなのとか。
Googleドキュメントでも、右クリックして「編集内容を提案する」をクリックすると、誤字脱字などがすぐに分かる。これを知っていれば、1文字あたり1秒もきっとかからないはずだ。
なので、ぜひ文章を上手く書こう! とする前に、まずは「文法的におかしくないかな…?」というのをまず疑ってほしい。
そして、WordやGoogleドキュメントの校正機能を使えば、その場で修正できるし、後から主旨うんぬん以前に「読みづらい…」「何言ってるか分からない。」といったことを防ぐことができる。
文章の読みやすさを作るのは、ベースとなる「文法」であり、ちょっとした「気遣い」で大分変わる。ちょっと気をぬくと、せっかくいいことを書いていても「イミフ…」になってしまうので、ぜひとも、気を付けてみてほしい。