「令和版・高床式住宅」の奨め

いやはや、凄まじい。
凄まじいの一言に尽きる。+酷い、酷すぎ、酷すぎますと活用形が来ようか?
何が何だか分からない、ゲリラ豪雨に、超台風。
自然、舐めたらアカンぜよ!

床上&床下浸水。普通の住宅街。一軒家が建ち並ぶ街並みで、こんな時、必ずや起こる問題である。
(だからねぇ)
ニュースで知る度に思う。
(曲がり角、曲がり角なのよ。この手の業界も)
気候がこんなに激しく変動しているというのに、一軒家。戸建て住宅は、設計からして、旧式(?)のままだ。
住宅の床と土地の間が狭すぎる。まず、払拭しよう。
住宅の床と土地の間を十二分に取る。空気の通り道になる。爽やかになっていい。そして防御。単なる梅雨から、ゲリラ豪雨に至るまで。なかなか水が床までは届かない。よって被害も少なくて済む。
早い話が「令和版・高床式住宅」の提唱だ。

より高い気密性。加え、払拭しよう。
気密性の意義→断熱効果と、プライバシーの保護。使う木材の厚さを厚く、断熱材を沢山入れる。
「外部から、火災が起きても、まるで燃えません」
実証実験すら見せて、「成程ねぇ、いいかも」客の声を得ようとする。
10年ぐらい前から躍起になっているようだが、あのですねぇ。
室内火事、家庭内家事を想定しないの?助けを呼ぶ間もなく、火の手が廻ってしまうじゃないの。
最悪、犠牲になるのはその家だけでいいかも知れないが(いや、良くない)、何とも浅はかな見解である。
気密性は、必要最低限+αで十分だ。

近くにある妹宅は、我が家と出来上がったのが10年ぐらい違うが(ウチが先)、気密性重視の先駆け住宅。
「あちくて、あちくてたまらない」
冷房をガンガン効かせないと、耐えられないそうだ。

いつ来るか分からない自然災害、ゲリラ豪雨で悲しい思いをする人の為にも、四六時中冷房ガンガン。電気代を思っても、背に腹は代えられない妹の為にも、「令和版・高床式住宅」を設計されたい。

<了>


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