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なんでもハラスメントっていいすぎじゃないかい

マルハラ。フキハラ。

配信されてくるニュースの中で、それは一体なんなんだと思う言葉が流れてくる。
内容を読んでみると、ハラスメントに関するもので、その種類のことらしい。

マルハラ。文末をマルで終わらせることで威圧的な印象を与えるハラスメント。
フキハラ。不機嫌な態度や言動で相手に苦痛を与えるハラスメント。

言わんとしていることは、まあわかる。
確かにチャットメインでやり取りしていると、『〜して下さい。』が威圧的に感じる瞬間はあるし、家庭内で私や夫が不機嫌まるだしで不和が起こると精神的に良くない。

けれどもそれにいちいち名前をつけるのどうなんだろう。
ハラスメントの種類を調べてみると、パワハラ、セクハラ、などのよく知られたハラスメントの他にも色々名前がついている。

《お菓子ハラスメント/オカハラ》
職場にいる特定の人にだけお菓子を分けなかったり、旅行に行く人に対してお土産のお菓子を強要するなどの迷惑行為。


なんだそれは。
全体的に、『まあ気持ちはわかるけど...』というものが多い。

許されざるハラスメントが是正されるために。
例えばカスハラ(カスタマーハラスメント)みたいに、言葉にして認識することで防止への機運が高まるのなら、名前をつける意味はあると思う。

けれども、なんとなく名前をつけて日々の小さな鬱憤を晴らすような言葉が多くて、がっかりする。

個人的にはずっと仲良しこよしの関係より、「ハラハラ」する一時を過ごすと信頼が強固になると思っているので、言葉が一人歩きして、深い人間関係に至る過程を妨げないことを願う。

《ハラスメントハラスメント/ハラハラ》
何かにつけて 『これはハラスメントだ』と主張する行為

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