まぁ天気が良くなれば治るでしょ、という無責任な発言


うつ病の人がいた。
通院しており薬も飲み
ご飯は食べれるが
寝たきりの生活が数ヶ月続いている

最近はさらに症状が辛いのか、
問いかけにも、うん、と
答えたか答えられてないか
分からないほどの返事で

布団から出られず
うずくまっているそう。

介抱、見守る家族も
日に日に顔色が悪く痩せる身体が心配になる

うつ病は精神的にも辛い病気だが
身体的にも痩せてヨボヨボになり
本人もさらにショックだろう

そんな中で、家族の1人が

まぁ、春になったら元気になるだろう♪

と楽観的に言うそうだ。
前向きな発言ともとれるし、
不安な気持ちを拭うため明るく振る舞っているのか
真意の程は分からない。

ただ、思ったことがある。

全身骨折、肺破裂、脳も手術が必要
という症状の怪我人が家族にいたとする。

その人を前に、
まぁ、春になったら元気になるだろう♪

と呑気には言えないはず。笑

先ずは安静にして、怪我のケアして、
リハビリもして、怪我が完治したかも確認して、
と段階があるはず。

うつ病も同じだと思う。

うつ病や精神疾患の傷は目に見えない。
再発するというのは、完治までが分かりにくいからかもしれない。

骨折がくっついてないのに走らせると
骨が変形したり、元通りに戻らなくなるのと同じで
心も同じ。充分な回復が必要だと思った。

うつの大変さを知っている人からすると
無責任な発言になってしまうな、
と思った。

ちょっとしたことだけども、
心を配る対応は、海より広く方法があると思った。

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