言っても、叶うまでは「嘘」じゃないから
2020.11.17、夜。「7SALON-7つの習慣 Official Book サロンー」の記念すべきキックオフイベント「7SALONナイト Vol.1」を開催しました。
このイベントができたこと、西村創一朗さんの安定の名モデレーター感や、進行の小林千夏さんの包み込むような進行…と、多くの人に知ってほしい!ポイントはたくさんあるのですが、今日は特に強く感じた気づきを。
※ちなみに…「7SALONナイト」とは、月1で開催する会員限定イベント!ゲストの話を聞く「Bar7」と参加者同士で語り合う「Snack7」の2部構成になっています。(一番下に概要乗せたので詳細はそちらを!)
マギーズ東京 鈴木美穂さんと、私。
記念すべき第1回目ゲストは、『7つの習慣』スペシャルエディション”賢者のハイライト”で、「第2の習慣」について読み解かれている認定NPO法人マギーズ東京・共同代表の鈴木美穂さんでした。
実は美穂と私大司奈緒は、高校からの同級生…!美穂が、がんを患い乗り越えたころに、私も癌の手前ともいえる病気を患ったこともあり、その後マギーズ東京がどんどんとすごいスピードで出来上がっていく様子も、近くでその勢いをいつも感じていました。
なので、「賢者のハイライト(7つの習慣 7人の直筆メモ)」という「『7つの習慣』に自分の体験や経験、そして考えや思ったことを手書きで入れてもらう」という企画が決まった時、「第2の習慣は、絶対に美穂がいい!」と心底思い、世界一周に出る前で超忙しかった彼女に時間をもらい、お願いしたところから『7つの習慣』とのつながりが始まりました。
7SALON立ち上げ時もいろいろと相談に乗ってもらって、今回も登壇してもらうことになったのです。
「自分らしく生きる後悔しない人生の歩き方」
そして始まったBar7。「自分らしく生きる後悔しない人生の歩き方」をテーマに鈴木美穂さんとのトークセッションが始まりました。
日テレへの入社から、がんを経験し、どういった経緯や思いで「
若年性がん患者団体 STAND UP!!」を立ち上げフリーペーパーを創り、マギーズ東京と出会い、マギーズ東京を日本で創り、会社を辞め、世界一周に向かうにいたったのか?1時間という時間では、到底ききれなかったのですが(詳しくはぜひ美穂の本「もしすべてのことに意味があるなら」も!)最後、私からこんな質問をさせてもらいました。
「もっと動ける自分になるには、どうしたらいい?」
「もっと動ける自分になるには、どうしたらいい?」
この質問、ずっと聞きたかったことなのです。
高校時代から美穂を知っている中で、いつも遊びも勉強も恋愛もすべて物凄い勢いで努力して、動いて、全力疾走だった彼女。(確か学生時代にあった彼女のBlogの名前「全力疾走、時々爆睡」は、まさに美穂の生き方そのもの!)
もちろん、癌の経験からより強く「後悔しない人生」を意識するようになったとは思うのですが、私が知っている限り、大学生の時も何か1つはまると「無我夢中」になって、ママチャリ日本一周、とかも実行していた彼女。
その「動ける」原動力は何なのだろう?
ずっとそう思っていたのです。そしてそれは、「やりたいこと、考えていること、思いがあってもなかなか動ききれない自分」が欲しくて欲しくて、憧れてたまらないものでもありました。そして、きっとそう思う人も多いんじゃないかなと思っての質問だったのです。
ググることから、始まった
美穂は、こんな風に答えてくれました。
「いきなり大きなことはできないじゃないですか。
だから、それに近づく一歩、をやることだと思って。
マギーズ東京も「マギーズセンター」、ってググるところから始まった。これが最初の一歩。
そして、その時たった4件しか出てこなかった検索結果全てに出てきた名前が(現 マギーズ東京 共同代表の)秋山正子さん。
そうしたら、次の一歩として次は電話をしてみる。そして、次に会いに行ってみる。
ママチャリ日本1週もそう。興味ありそうな子に『私行くんだ!』と言ってみる。言い続けることで、突然前に進む行動の道が開けることがある。
一人でできる人もいると思う。でも、私は一人じゃ怖いから、だれかを巻き込んで『やりたいんだ』ということを言っちゃう。
とにかく自分から言ってみる。
思いついたことを全部メモって、やりたいことを、どんどんプレゼンする。ちなみに、今は旦那に日々プレゼンしてる(笑)!
言う、書く、どちらにしても『誰かに伝える』という前提で表してみる、っていうことがいいんだと思うんだ」
やりたいこと、伝えてる?
言われたら、そうだよなあ…とめちゃくちゃ腑に落ちること。それでもできていないこと。そんな会心の一撃をくらった感じでした。
自分のことを思うと、仲のいい人や社内で仕事を一緒にするメンバーには、やりたいことをどんどんと話すのですが、いざとなると大声を出せないタイプ。7SALONでどんなことを実現したいのか、未来どうしていきたいのか、「今こんなこと言っていいのかな?」とか、「私が今言っても意味ないか」と思って、ついつい自分を守ってしまうんですよね。
ああ、やりたいこと、実現したいこと…もっと言いたい。
思っていることも、もっと言葉にしよう。
そう背中を押されたのです。
言っても、叶うまでは「嘘」じゃないから
そのあと、美穂はこう続けてくれました。
「言っても、叶うまで『嘘』になることはないから。
(若年性がん患者団体 STAND UP!!で)フリーペーパーを創った時も、『これが目的じゃない、こういう人たちが集まれる場を創ることが目的なんだ』よね、というのはマギーズに出会う前から言っていたし。
世界一周だって、言っているばかりで行かないじゃん、と思う人もいたかもしれない。でも、言ってすぐに実現できなくても、言っていた癖にやってないじゃん、って思われていたとしても『生きてさえいれば』。
例え、年数がかかっても、そこに向かって進んでいる限りはいつも、『今は、夢をかなえる途中』なんだと思う」
今日も、夢をかなえる途中
いつも相談をするたびに「ああ、それいいね!やってみようよ。やったらいいじゃん」とガンガンと背中を押し続けてくれる彼女。
改めてグイっと背中を押してくれたし、こうして「やろうやろう」と思っていたnoteも書き始める一歩をもらった感じです。
「7つの習慣」でいう「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」という習慣では「ミッション・ステートメント」という人生の終わりの形を描くのだけど、「自分が実現したいこと」という終わりの形は、いつでも描けるしそこには無限大の自由がある。
まずは、誰かに伝える。
その時に少し「勇気」が必要な人がいるのなら、その勇気となれる場をつくれたらいい。今日この夜に私が背中を押してもらったみたいに。
オープンマインドで、誰かに伝える。「想像して一歩踏み出す」という自由から、さらに思いもしなかった道が開ける体験を、7SALONでも作っていこう。
そんな新しい「やりたいこと」もイメージができた夜でした!
(終わりに)7SALONナイトって?
7SALONナイトは、「7SALON」が月イチで開催する会員限定イベントで、「Bar7」と「Snack7」という2部構成のイベントです。11月開催されたのがこちら。
第一部:BAR7~『7つの習慣』とお酒を片手に、ゲストと語る~(60分)
『7つの習慣』を実践、あるいはすでに行動されている、トップランナーをゲストにお迎えして、ゲストの人生ストーリーを中心にお聞きすることを通じて、『7つの習慣』のエッセンスを絡めながら、人生やキャリアを豊かにするためのヒントを探求していきます。
第二部:SNACK7~『7つの習慣』について、みんなで語る~(60分)
「BAR7」のセッションで、ゲストとのトークを通じて得た気づきや学び、キーワードを元に参加者のみなさん同士で『7つの習慣』をどう読み解き、どのように実践するか?についてグループワーク形式で語り合っていただきます。
7つの習慣、という「共通の価値観を持って、心置きなく話せる場所」を創りたいなあ、という思いで始めたイベント。「お酒を飲んだほうが、腹をわったエモい話ができる!」という、完全な個人的主観からだったのですが、不思議なことに『7つの習慣』を真ん中に置くと、人生の話や、自分の価値観、心が動いた出来事という、自分の感情を刺激するエモい話ができちゃうんですよね(お酒がなくても)。なので、お酒を飲む・飲まないはもちろん完全に個人の自由です。
ぜひ、興味をお持ちいただいた方は、7SALONでご一緒しましょう。
今日もありがとうございました。