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子持ちサロネーゼのビミョーな現実

子育て当時、私は自宅の一室で、小さなプリザーブドフラワー教室をやっていました。

(子育て中に書いていた他社ブログを一部移設。すべて実話)



❤️サロネーゼとは(今はあまり使わない言葉だけど)

自宅をサロンとして、自分の趣味や知識、技術を生かして優雅に教室を開く女性たちをいいます。(あえて優雅という言葉を追加してみる)

理想のサロネーゼのイメージ


私も一応サロネーゼの端くれですが
私の生活ったら、ホントに優雅なイメージとは無縁です。

「自宅=仕事場」なので切り替えが大変。


材料仕入れなどの取引先は、プリザーブドフラワー教室という情報しか知りえないので、「お店かな?それともサロン?」といった感じで電話をくださったりします。


2階アトリエは、もちろんそれなりの空間になっておりますが、それ以外は家族が暮らす普通の家です。

夕方になると4歳、6歳の子どもたちが帰ってきてギャーギャー騒いでおり
そこへ仕事の電話が入ると・・やばい。


「株式会社〇〇です~」

なんて電話がかかってこようものなら

わたしは即、トイレへダッシュ!

ε=ε=(;゚ロ゚)


ドアにカギをかけ、
いつもお世話様です。 (๑˃̵ᴗ˂̵)
なんて感じで、よそゆきの声で話していると••   

ドンドン!! おかあさん、
ウンコが出るぅ~ ٩( ᐛ )و

(ゲゲッ息子?今、商談中なんだよっ!静かにしてくれぇ)

あわててトイレを出て2階へ走る。
すると今度は 4歳娘が追いかけてきて


おかーさん、どこにいるのぉ?

ウワァァァ-----。°(°´`°)°。-----ン!!

ひえ~~~勘弁してくれ~ 
泣きたいのはこっちだよ (ノД`)

優雅なサロネーゼなんてほど遠い。
子どもがいながら自宅で仕事をするって、実はこんな闘いの毎日なのでした٩( 'ω' )و


あとがき

当時は、娘が病気がちだったり、息子の発達に遅れがあったので、外で仕事をすることを断念して
子どもと向き合うことに専念した私。
自宅で始めた小さなフラワー教室は、最初から順調とはいえませんでした。

外でバリバリ働くことにも憧れたけど
その代わりに、毎日、子どもたちの帰りを家で迎えることができました。


彼らが大人になった今。
時々、私と子どもたちは
昔の思い出話で
3人でめちゃくちゃ盛り上がります。
そんな時、仕事で留守がちだった夫はちょっと淋しそう。


そして現在リケジョ大学生の娘は
私と一緒に過ごした子ども時代が
あまりに楽しすぎて

もし自分も子どもが生まれたら、
テレワークも出来る仕事をして
子育ても楽しみたいと言っています。
( *´艸`)


頑張った子育ては、
あとからいっぱい自分に返ってきたと、今、感じています。

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