許して、生かしあう
お久しぶりです。みどりです。
新学期が始まって1週間、心新たにさまざまなことを学ぶ日々です。
さて、最近私は無性にイライラしてしまいます。
アルバイト先で同僚のミスにイライラ、お客さんの態度が悪くてイライラ、彼の言動にイライラ…。
こんなにイライラし続けると人はオーバーヒートしてしまうのですね、やけ食いと頭痛に悩まされています。
普段ならニコニコして流せることでも、流せる許容範囲が狭まってしまっているために、自分の中で処理しきれなくなってイライラという感情が出てきてしまうのかもしれません。
イライラという言葉を使うのはあまり好きじゃないのでもう使いません。(iraira)
こうして、人にirairaしてしまう私ですが、最近読んだ松浦弥太郎さんの『暮しの手帖日記』に、こんなことが書かれていました。
「暮らしや仕事に悩んでいる人は多いと思います。もしくはいらいらしたり、怒ってばかりいる人。ここはひとつ、生かしあう、という考えを広く持ってみませんか。ーー(中略)生かしあうことです。そうしたら、いつか必ず自分が生かされるときが来るはずです」
赤の他人でも、親しい仲の人でも、相手を「生かす」ためには自分が「許す」ことが必要であり、「生かしあうことで、争いやいざこざがなくなり、少しずつ成長していける」と松浦さんはいいます。
最近の私は「自分が、自分が」という考えばかりでした。
「自分が相手を許せていないから、相手も同様の重みで私のことを許していないのではないか。だから私だけが許されない世界を許さない」というように、負のループに陥っていたのかもしれません。
許容範囲が狭まっていた理由には、新学期の疲れやストレスがありました。
ゆっくり自分の時間を作り、紅茶でも飲みながら本を読んだり、スマホを閉じて暖かい布団でぐっすり寝たりして、パワーチャージをする必要がありそうです。
タイムリーに良い本を読みました。人生単位で松浦さんリスペクト。
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