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【人相考②】 人相と食生活と人生

前回の話の続き。


犯罪者の気質が表れるところは、人相だけではないようだ。



人相と食事


江戸時代の人相学の大家 水野南北は、悪人相の悪運を変えるには「食生活」が大事であることに気がついた。

「黙って座れば、ぴたりと当たる」といっても、「新宿の○○」などではない。本家本元は、江戸時代の占い師・水野南北(みずのなんぼく)である。水野南北は、人相学の大家として生涯をまっとうしたが、かつては酒や博打、けんかに明け暮れた無頼者であった。投獄され、牢屋の中で気づいたのは人の運命と人相の関係。以来、粗食により運勢をガラッと改善したというわけだ。水野南北の物語は、今を生きる私たちの道しるべとなりそうだ。

和楽より

ここで語ると長くなりすぎるので、詳細を知りたい方は、がっつり読書して。



犯罪者の人生と食事



何を食べるか、どう食べるかなど、ささやかな日常の選択も、積み重なると人生となる。


エドワード・ゴーリーは、『おぞましい二人』の殺人犯達の、最悪な食事風景の描写に力を入れた。


本作でゴーリーが最も頭を悩ませた場面でもあり[2]、ゴーリー自身が本作で最も良くできたと考えているのは、主人公2人が最初の殺人を犯した翌朝の朝食の場面である。このメニューはコーンフレーク糖蜜カブサンドイッチ合成着色グレープソーダというもので、ゴーリーはこれを「思いつく限りの最低のメニュー」と語っている[5]。日本語訳を担当した柴田元幸はこれを、うすら寒いメニューを考え抜くことで2人の生きた惨めな世界をリアルに捉えようとしたものと見ている[4]

weblioより


反対に、美食だからといって健康とは限らず、むしろ暴飲暴食して精神性と健康を害することもある。

マルチ商法や投資詐欺の主犯格は、インスタにグルメなキラキラ投稿をして、人々の羨やむ心理を利用する。

男なら高級シャンパンを美女と開けているシーンとか、女なら高級ホテルのアフタヌーンティーや、ディナーの様子など。

「私は粗食を貫きます」とか「今日は薬膳鍋食べてるぜ!明日は、精進料理だ!」という投稿をしてたら面白いんだけど、そういうのは見たことない。

しかし、アムウェイ会員と食事の事情はわからん。
台所用品の売り込みのために、クッキングが好きなのか、それとも金のためにクッキングが好きになったのか?

オーガニック食品・商品のマルチ会員も、オーガニックが好きなのか、それともお金が好きだからオーガニックが好きなのか??? 
「卵が先か?鶏が先か?」と同じく、よくわからない。


カルトと食事


前回、カルト宗教信者の人相について語らなかったが、普通の人相の人が多い。

たまに
・張り付いたような不自然な笑顔の人
   (怒らすと、一瞬で悪魔みたいな顔になる)
・姿勢と表情が硬直した人
・拒食症でガリガリの人
が混っているけど。

相というより、何か違うなと違和感を感じるのは、目や視線の方なのだ。視線が何処か遠くを見ていて目の前の現実を見てない感じ、まばたきの回数が少ない、うまく表現できない不思議な感じ、などなど。
言葉や態度といった雰囲気も、なんか普通と違うと感じる。

カルト信者や狂信主義の犯罪者の中には、異常に偏った菜食主義がいることがある。


ココナッツしか食べられないような宗教に、なぜハマるのか!?

不死の体になっても、永遠にココナッツしか食べられないなんて、そんなの私は絶対嫌だ。


丁寧な暮らしをする悪役


『天体戦士サンレッド』の悪役、世界征服を狙う悪の組織・フロシャイム川崎支部のヴァンプ将軍は、食にこだわりがあり、お料理が得意なので悪になりきれていない。

むしろ、主人公のヒーローよりも善き人である。


開運食


人相と犯罪と食事が繋がるのなら、スピリチュアルの定番ワード「開運食で波動を整えよう」は、真理なのかも。

※開運食として、よく勧められるのは
  栄養バランスのいい、旬の食材を使った献立である。

まあ、でも食事だけでは開運しないのも確かなので、食事に気を使いつつ、地道に正しい方向に頑張る努力をしよう。

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おおかみ のみね@519社で働いた運期研究家
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。

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