【人相考②】 人相と食生活と人生
前回の話の続き。
犯罪者の気質が表れるところは、人相だけではないようだ。
人相と食事
江戸時代の人相学の大家 水野南北は、悪人相の悪運を変えるには「食生活」が大事であることに気がついた。
ここで語ると長くなりすぎるので、詳細を知りたい方は、がっつり読書して。
犯罪者の人生と食事
何を食べるか、どう食べるかなど、ささやかな日常の選択も、積み重なると人生となる。
エドワード・ゴーリーは、『おぞましい二人』の殺人犯達の、最悪な食事風景の描写に力を入れた。
反対に、美食だからといって健康とは限らず、むしろ暴飲暴食して精神性と健康を害することもある。
マルチ商法や投資詐欺の主犯格は、インスタにグルメなキラキラ投稿をして、人々の羨やむ心理を利用する。
男なら高級シャンパンを美女と開けているシーンとか、女なら高級ホテルのアフタヌーンティーや、ディナーの様子など。
「私は粗食を貫きます」とか「今日は薬膳鍋食べてるぜ!明日は、精進料理だ!」という投稿をしてたら面白いんだけど、そういうのは見たことない。
しかし、アムウェイ会員と食事の事情はわからん。
台所用品の売り込みのために、クッキングが好きなのか、それとも金のためにクッキングが好きになったのか?
オーガニック食品・商品のマルチ会員も、オーガニックが好きなのか、それともお金が好きだからオーガニックが好きなのか???
「卵が先か?鶏が先か?」と同じく、よくわからない。
カルトと食事
前回、カルト宗教信者の人相について語らなかったが、普通の人相の人が多い。
たまに
・張り付いたような不自然な笑顔の人
(怒らすと、一瞬で悪魔みたいな顔になる)
・姿勢と表情が硬直した人
・拒食症でガリガリの人
が混っているけど。
相というより、何か違うなと違和感を感じるのは、目や視線の方なのだ。視線が何処か遠くを見ていて目の前の現実を見てない感じ、まばたきの回数が少ない、うまく表現できない不思議な感じ、などなど。
言葉や態度といった雰囲気も、なんか普通と違うと感じる。
カルト信者や狂信主義の犯罪者の中には、異常に偏った菜食主義がいることがある。
ココナッツしか食べられないような宗教に、なぜハマるのか!?
不死の体になっても、永遠にココナッツしか食べられないなんて、そんなの私は絶対嫌だ。
丁寧な暮らしをする悪役
『天体戦士サンレッド』の悪役、世界征服を狙う悪の組織・フロシャイム川崎支部のヴァンプ将軍は、食にこだわりがあり、お料理が得意なので悪になりきれていない。
むしろ、主人公のヒーローよりも善き人である。
開運食
人相と犯罪と食事が繋がるのなら、スピリチュアルの定番ワード「開運食で波動を整えよう」は、真理なのかも。
※開運食として、よく勧められるのは
栄養バランスのいい、旬の食材を使った献立である。
まあ、でも食事だけでは開運しないのも確かなので、食事に気を使いつつ、地道に正しい方向に頑張る努力をしよう。