売った遺品を"福"に変える
帰省したら、亡くなった祖母の遺品を売りたいと母が言ってきた。
アクセサリーなんだけど、古いし、趣味が全然合わないから、保管しておいてもしょうがないんだと。
ここ最近、実家に不用品高価買取業者が訪問しに来るんだけど、先日、営業マン2人に囲まれて、無理やり個人情報を取られそうになった母は、すっかり買取業者を信用しなくなった。出禁にした。
妹も弟も、買取屋に行く人ではないし。
というわけで、私に宝石やら、真珠やら、時計やらが託された。
売れたお金は貰っていいんだって。やったね!
私は、フットワークが軽い人間で良かったわ。
以前、小さな買取屋に持っていったら、話にならなかったので、今回は有名な買取チェーンで鑑定してもらうことにした。
ブルーグレーパール(本真珠、染色)のネックレスや、真珠付きのシルバーアクセサリーなどは値がつかなったが、宝石の指輪は数万円の値がついた!
金とは違い、中古品になると一気に価値の下がってしまう古い宝石の指輪でも、数万円で売れたのは良かった。
婚約指輪を、生きた体験に変える
そういえば、私の婚約指輪のティファニー(50万円)も、離婚したから縁起が悪いので、大黒屋に売りに行ったっけ。
鑑定書つき、箱付きだったけど、婚約指輪の売値は2万5千円ぽっちだった。
相場的には、そんなものらしいので、潔く諦めた。
でも、そのお金で、息子を連れて素晴らしいシネマオーケストラコンサートの鑑賞に行ったのだ。
紛う方無き、素晴らしいシネマコンサート。(暗いけど)
我ながら良い使い方をしたと思っている。
遺品整理で福の連鎖
なお、今回の遺品整理で儲かった分の一部は、被災地の支援金に回すことにした。
私に来た福を、神様に捧げ『弥栄(いやさか)』、
災害の被災者を支援をするという、素敵な循環を回そう。
買取業者で値がつかなかったもの
なお、値のつかなかった真珠アクセサリーはメルカリで売った。古い物だから2000円でいいやと出品したら、2時間もしないうちに売れた。
古い本象牙も買取って貰えなかったから、メルカリで安く売りに出したら、今は取引してはいけないものらしく、削除されてしまった。
そういや、象牙は売り買いしてはダメだって、何年も前に聞いたなあ。すっかり忘れてたね。