【服部幸雄×住谷知厚】多事業展開のプロから学んだ”経営者の本質”

2023年10月27日 17:05

こんにちは！

住谷知厚です。

みなさんは人とのご縁を大切にされていますか？
ご縁を大切にしてきたことで最近実現できることがどんどん増えていて、
人と人の繋がりの大切さをより実感する毎日を過ごしています。

大阪でワクセルのイベントを開いたのですが、100人以上の方が参加してとても感動するイベントとなりました。

想いのある人同士がコラボレートして新しいものを生み出す。

そんなコラボレートの素晴らしさを体感するとともに、改めてワクセルの活動の意味を見出す時間でした。

今回対談させていただいた方も、コラボレートを大切にされている方です。
”服部幸雄はっとり　ゆきお”さんは、宮崎県で多数の事業を展開されている株式会社オファサポートの社長です。

自動車教習所の経営から介護、タクシー、子どもの福祉、ジャイアンツアカデミー、IT関係、ペット、ホテル事業など事業は多岐に渡ります。

服部幸雄さんの凄いところは、自分の目と耳、体験で感じた社会的な必要性を情熱で訴えかけるところです。
マーケティング等はせず、情熱で行政を動かした実績のある方です。

今回は服部幸雄さんとの対談の中で学んだ”経営者の本質”について、シェアできたらなと思います。

危機感と情熱を持ち続ける

服部さんが最初に始めた事業は自動車教習所でした。
高卒で取得した国家資格が嬉しくて、その資格を生かしたいと思ったことがきっかけだといいます。

オートマニュアルの中古車を2台購入したものの、コースを準備するのが大変で、どうやったらできるかと努力をしてきたと話されていました。

自動車教習所の経営をしていた方や警察OBの方などに自分の事業への想いを伝え続け、コースのオーナーを紹介していただいて事業をスタートされたそうです。

コースを借りたは良いものの賃貸の値段も結構高くて、お金の面も大変で必死だったといいます。
自動車教習所が軌道に乗り始めた時、少子化ということに非常に危機感を持っていて、次にシニア向けの仕事をすることを決意されました。

シニア向けの仕事として介護をやるにしても、介護施設はすでに数多く存在している中どうやって勝ち残るのか。
唯一勝てる要素があるとすれば、事業と事業を掛け合わせて新しいものを展開することだと気付き、自動車教習所のコース敷地内に介護施設を建てて、利用者に車のリハビリを提供しました。

これが全国で初めての試みだったそうです。

服部さんのこのエピソードから、

の大切さを改めて学びました。

服部さんは18歳から20歳くらいの頃、大阪で過酷な営業職に就いていました。
基本給がなく売れなければ0円。
ボールペンひとつ買う経費も全部自分持ちです。

宮崎から出てきた田舎もんが大阪のど真ん中でそうやって生きて培ったのが、とりあえず「できる」と言う精神だったそうです。

営業として駆け引きをするなかで「こういうことはできますか」とか「こんなことしてくれたら、それ買いますけど」と言われたら、まず「できます」と言って、言った後に考える。
それが経営に活きていると話していました。

何事もできる前提で物事を考えていくと、必ず道筋はできる。
僕も常にどうやったらできるかなと考える癖をつけてきました。
この癖が物事を実現できる道筋を常に見つけてきたなと思います。

これから新しいことにチャレンジしようとする人に向けて、服部さんは不安8割でやってほしいと話されていました。

不安8割は、将来がはっきりしない、ままならない状態を指します。
そんなままならない不安8割なところは誰もやりたがらないので勝機があるといいます。

失敗しても0に戻るだけだから、覚悟と勇気を持ってチャレンジする。
僕も不安を小脇に抱えながら、チャレンジし続けてきましたし、このチャレンジしてきたという自負が、今の事業拡大につながっていると思います。

改めて、何事にもチャレンジし続ける大切さを学ばせていただきました。

今回の対談を通して、改めて”経営者の本質”をたくさん学ばせていただきました。

僕はこれからも、人と人のコラボレートを通して新しいものを形にしていきます。
事業を多岐に広げることで日本中がワクワクで溢れる社会になるように、毎日全力で誰よりもチャレンジし続けます。

それでは今回はこの辺で♪

〈コラボレーター〉
◆服部幸雄さん
多角経営成功の源は事業と事業のコラボレーションに！行政までを動かした情熱とは？ | ワクセル Official Web Site

不安8割の分野こそ勝機がある！経営者に必要な本質とは | ワクセル Official Web Site

〈参考〉
◆株式会社オファサポート

住谷知厚（すみたにともひろ）