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【訳あり野菜に価値付け!】注目の「らでぃっしゅぼーや」とは!?
こんにちは。
住谷知厚です。
皆さんは訳あり野菜を見かけたことがありますか?
スーパーなどで売られている品物は、形や色が綺麗なものを選別されて売られていますよね。
訳あり野菜とは形がいびつだったりする野菜のことです。
しかし、形が少し変なだけであって、味や品質は全く問題がないものがほとんどになります。
とはいえ、スーパーでは売りに出しにくいようで、農家さんが自分で処理するしかありません。
ただ最近は訳あり品としてかなり安く売られているものも見かけるようになりました。
僕も昔、近所の農家さんからそうした訳ありの野菜を頂いていたりしていました。
まさに産地直送なので、新鮮で美味しい野菜がいただけるなんて本当にありがたいなと思っていたのを思い出します。
さて、前置きが長くなりましたが今回はそんな訳あり野菜をブランド品として売り出すことで注目を集めているサービスを紹介していきます。
野菜の宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」
らでぃっしゅぼーや公式サイトより
”らでぃっしゅぼーや”では、この4月から訳ありの野菜をあえてブランド化して売り出すことをしています。
例えば、育ちすぎた春菊のベビーリーフを「チャイルドリーフ」と名付けて販売しています。
これはえぐみの少ないものとして楽しめると好評で販売しはじめてからそれまでの2倍近くの売り上げとなっているそうです。
らでぃっしゅぼーやでは、専用のカタログに形、色、サイズ、傷など、訳ありとなった理由を載せて個性をアピールしています。
このようなやり方で売り出した理由は、近年問題になっているフードロスを無くすためだそうです。
見た目重視をやめて新たな価値付けを
写真ACより引用
農林水産省によると、令和元年に全国で収穫された野菜や果物は1575万tで、出荷されるのは1368万tになるそうです。
残りの約200万tは、自分で処理したり、ジャムやジュースなどに加工されたりする分を除くと、ほとんどが生産段階で廃棄されているのが現実です。
野菜の卸売をしている会社の方は、見た目の規格を重視する傾向がフードロスにつながると言われています。
見た目が悪さだけで捨てたり、それをただ安く売るのではなく、それ以外の価値を大切にする取り組みが増えていくことで、消費者にとっても生産者にとってもメリットになるとされているようです。
最後に
らでぃっしゅぼーやでは、短所となる部分を言い換えることでブランド化し長所としています。
この売り出し方を知ったとき、結局は解釈の仕方1つでいかようにも変わることに気付きました。
僕も固定概念にとらわれず、柔軟なものの見方を意識していきたいですね。
それでは今回はここらへんで!
《引用元》
規格外の野菜・果物=安い、は古い?
写真AC
住谷知厚(すみたにともひろ)