【思考(おもかん)】無駄なことって

2024/06/09追記

この度、金沢レインボープライドの元事務局長・奥村兼之助氏が、覚醒剤の使用により逮捕・起訴されていたことが判明しました。
この記事の中では「けそさん」と呼ばれている人物のことです。
この記事を消すつもりはありません。大事な記憶の一つです。

薬物を使ってしまったのは、彼の落ち度であり、にじのまに集うわたしを含めた皆様にまで、そのイメージを敷衍しないでいただけますよう、お願いいたします。

おおかみの人

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こんにちは。おおかみの人です。

今回のトップ画像は…星座?いえいえ。この記事を読めばきっとわかるはず。

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今回の【おもかん】のテーマは…

【無駄なこと】

です。

実は今日も、金沢にじのまにお邪魔しておりました。
あ、金沢にじのまはこんな場所です。気になる方は記事をチェック!

けそさんや今日ヘルプで入っていらしたまみさん、他のお客さんたちともわいわいしゃべり倒していました。

特にけそさんとの話は本当に尽きません。
今日もたくさん話をして、話を聴いて…本当に楽しい時間を過ごせました。
あまりにたくさん喋りすぎて、何を喋ったか覚えてないくらい。そのくらい、楽しい時間でした。
にじのまは本当に、わたしにとってのいい居場所となっています。

そんなけそさんとの話で、どういう流れかは忘れましたが、
【無駄な経験ってきっとないよね】
と言う話になって。

一見すると良くない経験…たとえば、長年付き合っていた人と別れたなんてことがあったとする。
ものすごく長い間付き合っていて、結婚まで意識するような間柄だったのに、お別れしてしまうことになった。
正直それは、「今までの年月を返せ!!」とも言いたくなるし、別れを突きつけられたことで絶望的な気分になってうつ状態にもなるし、なんなら自分がいけなかったのかと自責感に駆られるし自暴自棄にもなる。最悪、本当に死にたいくらいの気持ちにもなる。

でも、今新たな人との出会いを果たせたのは、ある意味その人との別れがなければなかったことでもあるよね、という話になり。

人との出逢いと別れに限った話ではないけれど、出逢いがあれば別れもあるし、別れがあれば出逢いもあるし。

わたしの場合は、双極性障害という厄介な病気にはなったけど、そのおかげで今の主治医のさくら先生にも出会えたし、さくら先生のおかげで桃子先生にも出会えてたくさん色んな経験をさせてもらえた。

性的マイノリティには属しているし、そのせいで人との別れを経験したり悲しい思いもしたことは少なからずあるけれど、金沢にじのまという新たな【居場所】を得て、新たな人たちと出会うことができた。

ひとつも無駄なことなんてなかったんだなー、なんて思いました。

けそさんが「自分が蒔いた種のお陰で今の自分はここにいる」という話をしていましたが、それを聞いて、昔聞いたスティーブ・ジョブズのスピーチを思い出しました。

確かジョブズはこんなことを言っていたはず…それは、【点と線】の話。

「将来を見て、点と点(今やっていること…)を結びつけることはできない。後になって後ろを振り返ったときにだけ、点と点を線でつなぐことができる。
点と点がいつか繋がると信じて、自分の道を進みなさい…」

というようなこと(かなりうろ覚え)をジョブズは言っていたはず。
YouTubeにスピーチの動画があったので貼っておきます。

…じゃあわたしは、けそさんの言葉を借りれば、自分の種を蒔いてるところだし、ジョブズの言葉を借りれば、点をたくさん作ってる状態かな。

ひとつひとつ、人脈を作るという種蒔きや、
編み物で作品を作り続けるという種蒔き、
病院に通って治療を続けるという種蒔き…

どれもわたしには大事な「点」で、どれが欠けてもきっと今の自分にはたどり着かないわけで。

この「点」の積み重ねで未来のわたしができていく…そう考えると、今できることはなんでもやっておきたいな、と思います。

そうそう。まだ言っていませんでしたが、minneで販売していたうさぎとおおかみのお医者さんのあみぐるみが売れたんです。
あみぐるみを買う人はきっと、子どもの遊び相手とか、観賞用とか、そんな理由で買ってくれるんだろう…とうっすら思っていましたが、2体を買ってくださった方はそうではなく、わたしがもっとびっくりして嬉しくなるような使い方をしたくてご購入を決意されたと知りました(いずれまた、そのことについてご報告できる日が来るのを楽しみにしています)。
これも、ご縁という名の「点」であり、今まで続けてきたことの「点と点」が「繋がった」結果、とも言えます。

人生って、ほんとにいろいろありますね。
ぼんやりそんなことを考えたところで、今回はおしまいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

次回は未定です。
何か楽しいことよ、湧いてこい!!

次回もお楽しみに。それでは。