電脳化とクリエイティビティの関係について
ふと、朝目覚めて久しぶりに夢で見たことを覚えていた。
日常生活を送っているけれど、脳みそが、電脳化をして、やらなければいけないこと、思い出したくないことなど、全てを忘れることが無くなった世界だった。
自身に起こった全てのことを覚えていて、インターネット上の情報へ常にアクセスできる状態。
お風呂でシャワーを浴びている時に突然降ってきたり、飲みの場にでできたりする、偶然のアイディアの創出が、無くなったとき脳はどうなるのだろうか。
全て予定調和になるのだろうか。
もしくは、どの情報をどう選択し、選別するかということで、個体差が出ていくという流れが、より強まる世の中なのであれば、電脳化も悪くない。
ただし、全てを忘れることができないことでの絶望とも隣り合わせなのかもしれない。
忘れたいくらい憂鬱な仕事、忘れたい過去の思い出など。
進化とそれに伴うトレードオフをどう折り合いをつけていくか、というのはいつの時代も同じなのかもしれない。
main photo by DigitalRalph
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