物の捉え方
以前にもお話したが私には推しがいる
その方のライブが週末にあり、是非応援ウチワを持ってきてね‼︎とグッズが販売された
早速、私も応援ウチワを購入した
表面は推しの顔、裏面には応援メッセージが書き込めるよう広く空白部分があるのだ
そこにファンが思い思いのメッセージを書くのだろう
私も娘に教わりながら何とか半日もかかって応援ウチワを作ってみた
初作品とは言え何とも微妙な出来である
推しに気づいてもらいたく視認性の高い組み合わせの色で作ったがステージまで思いが届くのだろうか?
そう思ってTwitterを覗いていたら、同じ推しのファンの方の素晴らしい出来映えのウチワを発見してしまった
どうやら私は時間と労力、材料費を無駄にしたらしい
慣れないことはするものではない
せっかく買ったライブグッズに勿体無いことをしてしまった
何も貼ったりしなければ美しいままだったのに‥
その方に素晴らしい出来映えのウチワですね、とお伝えした
私は自分の物は恥ずかしいのでライブ会場に持って行くのはやめようかとお話した
しかし、その方はもし推しに笑われても、推しに笑って頂けることが自分の幸せなので自分だったら持っていきますよ!と言われた
私は自分のことばかり考えていた
推しに笑ってもらうことなど考えてもみなかった
笑ってもらって喜んでもらえればいい!なんて思いつきもしなかった
モノの見方は人それぞれだというけれど、私は何と心が狭いのだろう
自分のウチワがみっともなくても、たとえそれで他人に笑われても、推しがもし見つけてくれて笑ってくれたのなら幸せだ!教えて頂きありがとうございます
当日は数多くの応援ウチワの中で私のウチワは埋もれてしまうだろう
ライブ会場での1ファンだから私の存在は気付かれることはないだろう
過去何度かチャンスらしきものもあったが、目が合ったり、お手振りしてもらったりしたことはない
自分が寂しいと思うばかりで推しに喜んでもらうことなど思いもしなかった
こんな私はファン失格だろう
反省した出来事だった
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