230917(本好きの懺悔室)
本が好きである。本という物体が好きである。
文庫や新書、数は少ないがハードカバーも好き。
本棚を持たない私の「本棚」は、カラーボックスと百均の材料で作った文庫箱、残りは床においている。
築うん十年の我が家は壁が異様に少ない。窓か、押し入れである。あ、押し入れに入っている本もあった!主に完結したマンガだ。
本棚とか書斎とか憧れはある。
だかしかし、ない壁に本棚は置けないのである。
私は異様に本を買うので、すぐすっからかんになるし、本の置き場所にもすぐ困りだす。
なのに、まだまだ読みたい本はあるのだ。
今夜は本を整理して、買い取りしてもらう準備をしていた。
どうしても手放したくない本もあったけれど…もう何年も読むことを放棄しているシリーズ本なので手放すことにした。
本を買わなければ余裕のある生活が出来るのだろうな。自分の欲を律せない自分に嫌気が指すこともあるけれど、買っておかないと、本とは一期一会だと思っているので買う。
でも、今月はやりすぎた。買いすぎた。恥を忍べばきゅうきゅうである。
買い物依存なのかとも思い、正直怖くなるが読書友達と本の話をすると世の中にはまだまだ読みたいものがやはりあるのだった。
最近は、詩集や短歌を読むようになったので、ここぞとばかり図書館を利用させてもらっている。
図書館のいいところは、貸出期限があることだ。なんとかその時までに読了せねばなるまいという良きプレッシャーがある。
東京等に多い独立系個人書店なども大好きだけれど、一年に一回行ければ良い方で、そのときは読書に特化したカフェに行ってどっぷりと本の世界に沈む。しかも普段飲まないお酒も頼んでしまう。蛇足だが、ジン・トニックが好き。
思うままに書いてきたけれど、本当にお金と本と生活のバランスを取れるようにならないとなのだな…。
本は悪くない。私の何かが過剰なのか欠けているのか。わからないけれど。
ただ、落ち着いて読みたい。それだけは本当に自分に言いたい。
読書は早食いの競技ではないから。
あー…明日、宅配便やさんが段ボール3箱を集荷に来るのだよ。しょぼん。
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