12月19日 本日の相場予測【アメリカまとめ・マーケット見通し】
為替について
ドル円は153円台後半から154円台で推移。米FRBが12月FOMCで0.25％の利下げを発表したことが円安を招いたが154円台で止まる。
アメリカの経済の動きまとめ
FOMC結果:
政策金利を0.25％引き下げ、FF金利の誘導目標を4.25～4.50％に設定。
利下げペースの鈍化を示唆し、2025年には0.25％の利下げを2回行う計画に修正（従来は4回）。ややタカ派。
労働市場は「堅調を維持」、GDP成長率も堅調。
株式市場:
ダウは10日続落、2.58％減
ナスダックは3.56％安
テスラ、ブロードコムなどの主要ハイテク株が大幅下落。大幅に上昇していたものが調整された模様さらにiPhone 16の販売不振が嫌気。1.6％安。
アメリカのFOMC結果について
パウエル議長の発言:
「政策金利は中立水準に近づいている」と述べ、金融緩和は新たな段階に移行。「過度な利下げはインフレ抑制を妨げる」との懸念も示し、利下げペースを慎重に進める考えを強調。長期的な金利見通しを3.0％と設定。2027年末時点では3.125％を目指す。トランプ言及で金利上昇。
経済成長:
2024年GDP成長率見通しを2.4％（前回2.3％）に上方修正。失業率見通しを4.2％（前回4.4％）に引き下げ。
気になるニュース
ジェイビルが決算後に好調。データセンター向けの企業なので2025年も強い。AIサービスは2025も強そう。
今日の日経の動き予想
夜間取引で日経平均先物は730円安の3万8470円で終了。米株安の影響を受けて、日本株にも売り圧力がかかる可能性。日経平均は輸出関連銘柄を中心に下落する見込み。上がり過ぎていた銘柄や高止まりしていたハイテク株の売りがきそう。
まとめ
円安傾向が続く見込みだが、米株式市場の下落が日本株に影響しあり日経平均は反落が予想されます。11時からの日銀金融政策会合に注視すべきポイントです。サポートされそうなところは、38100、37800付近がサポートライン。37800を下に抜けるとボックス相場終焉になる可能性もあるが…。
抜けさせるのかどうか。
所感
クアラドプルウィッチの調整が今日FOMCを使って行使したようにも。タカ派発言から売り。株価が高い警戒感があったものは売られると思われる。
フジクラ、アドバンテスト、重工、リクルート、メタプラネットなど持ち上げられまくっているものは危険。小型など。
今週末から買いあさっていくべきか？今日の日銀会合を見てから考えても遅くないかも。年末ラリーより年始で心機一転になるかどうか。
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