ユニクロにして!
今回も私が担当する実店舗の売場とリンクさせ、それについて書いていければと思います。
まず、この写真が残っていました。見てわかると思いますが、タオル売場ですね。別に特段綺麗にして撮ったわけではないです。むしろ穴もあるし、フック掛けの商品もズレてるので手直しが必要な状態。
タオル売場は他のカテゴリーとはちょっと違い、非常に荒れやすい売場なので、荒れにくい売場にするには、このような綺麗な状態をキープしなければなりません。
ちなみにタオルのたたみ方までしっかり決めていて、しかもレジでのスキャンがスピーディーにいくように、バーコードがついたタグの向きまで統一しています。効率化ですね。
お客さんの心理というのは、確率論ですが綺麗なところを汚すことは抵抗があります。逆に汚れているところはとことん抵抗なく汚してしまう。
これは何も売場だけでなく、床などの汚れやトイレなんかもそうだといえるでしょう。以前、もっと深掘りした記事もあるのでこちらを。
実店舗の割れ窓理論とは
最近、ユニクロの不調とも相まって、「ユニクロにして」という言葉はあまり使いませんが、映像が共有されている中で抽象度の高い話を抽象度の高いまま伝えて形にするというやり取りは非常に大事で、実店舗において、その会話可能な人を何人作るかというところがポイントだと考えています。
だから、最近入社した店長を目指す28歳の男性にも入社日に言いました。
感覚を感覚で理解する力を意識してくれよと。
これ、メルカリ社長の言葉を盗んでいます(笑)